間もなく納車して丸5年になる私のバイク、ヤマハのMT-09TRACER。
継続車検を受けるべく札幌陸運支局へ。
ホントは6月4日金曜日の午後から受ける予約でしたが、天気予報で「強風と雨で嵐の様相」と出ている事から、当日予約で受けてきた次第。
一応20年越の大型ライダーの私ですが、維持費を抑えるため車検はユーザー車検しか受けた事がなく、今回も当然ユーザー車検。
ちなみに北海道の陸運支局は、札幌の他、旭川、函館、帯広、釧路、北見、室蘭、苫小牧にありますが、札幌だけが異常に混んでます。
初めてユーザー車検を受けたのは、旭川だったのですが、当時旭川の陸運支局に二輪用の検査ライン(機材)が無く、検査官から灯火類と外見の目視点検を受けた後、駐車場をぐるっと走行して前後のブレーキがロックして停止できるか見せたら終了って感じで超絶激甘な検査でした。
その後、旭川と函館でで受けた際には、四輪と二輪両方の検査が出来る機材に変わっていましたが空いているので、光軸などが不合格であってもその場で直して受け直せて楽だったなぁ。
北米仕様のV-MAXは、迫力有るなぁ
他の人の様子を見ながら受験要領を思い返します。
なんせ基本2年に一度なので、フットスイッチを踏むんだか離すんだか忘れるのです。
そうこうしているウチに私の番が回ってきた。
自動アナウンスに従ってバイクを進めます。
「前輪を検査機に乗せて下さい」
「スイッチを足で踏み、速度計が40km/hになったら離して下さい」
うぉっ、私のバイク、速度センサーは後輪だよ?
でも、慌てない慌てない。
こう何度もユーザー車検を受けていると、感覚でわかるってモンです。
えいっ!
判定「○」
やた!
そこに検査官現る…
「このバイク、速度検出後輪ですよね?」
「感覚だけでよく合格させましたね?」
「残念ながら受けなおしです。」
うぇ~、バレてーら。
動揺して足が緩んだのか、後輪ブレーキも
判定「×」
出るし…
光軸「○」
排気「○」
だったけど、速度と後輪ブレーキの検査を受け直すため後ろに並び直します。
まぁ、色々ありましたが、今回も規定回数内に合格。
同じところが3回「×」が出ると、検査手数料1,700円が余分に掛かるので注意が必要です。
後は、
合格印が押印された検査票
重量税納付書(印紙貼付済み)
継続検査申請書(記載済み)
自動車税の納税証明書
自賠責保険証(現在のと2年先分)
因みに今回の車検に掛かった費用ですが…
自動車審査証紙 1300円
自動車検査登録印紙 400円
自動車重量税印紙 3800円分
(※登録からの経過年数で変更あり)
2年延長の自賠責保険 9250円
(※世の中の事故発生率で変更あり)
合計 14750円
となります。
えーと、最後に…
ユーザー車検は、バイク屋さんに車検をお願いするより見た目は安くなります。
私の場合、安くなった分、灯火類などの保安部品のほか、ブレーキパッド及びフルードなど安全な走行に関わる部品や消耗パーツを必ず交換しています。
安全に関わる部分は、しっかり点検とパーツ交換するのは当然であり、結果として自身とまわりの人々を守ることに繋がることだと思います。
ユーザー車検は、自己責任の覚悟を持った人が受けて頂きたい…
カッコつけすぎ?
では、また!