キャンツー3日目
(7月10日)
朝7時ころ目が覚めてからゆっくりと朝食の準備を開始。
朝食は、納豆ご飯にソーセージのコンソメスープ。
メスティンでご飯を0.5合炊いて、シェラカップに移してから同じメスティンでパパッとソーセージをボイルしてそこにインスタントスープを入れてできあがり。
時短・簡単・美味しいがソロキャンプの基本
まぁ、旅の食事は、何を食べても美味しいんですけどね。
今日は、帰路につくだけなので急ぐ事も無く、隣にテントを張った、「ともじぃさん」と談笑して過ごします。
ともじぃさん、札幌から自転車で道内各地の古民家を巡る旅をしているとか。
時間を見付ながらの旅だとかで、今年中に道内一週を目指しているそうです。
他にも札幌のすっぴんガールズカフェバーのファンだとか。
いたいた、ここにも大人になりきれない永遠の子供が。
こう言う人は、だいたい友達。
ともじぃさん、お話し頂きありがとうございました。
今日も快晴!
留萌を出発して、最初に寄ったのは、増毛駅。
「ぞうもう」ではなく、「ましけ」ね。
平成28年12月に配線に伴って廃止された駅ですが、現在は増毛町の観光拠点の1つになっているとか。
私の毛が増えますように…
ここは、高倉健さんの映画「駅-STATION」の舞台になったひとつ。
北海道は、映画のロケ地になる事が多く、今でも多くの観光客が訪れます。
留萌線の終点駅だったこともあって、哀愁を感じられます
駅-STATION-と言えば、風待食堂。
烏丸せつこさんも波瀾万丈な人生を歩んでいるしなぁ
日本海を右に見て南下を続けます。
途中、雄冬岬のトンネル群を抜けていきます。
この辺は、道路が開通するまで陸の孤島だった地域。
国道231号線が開通後も雄冬岬は、トンネルが無く、峠道が続いていました。
寒いのは、変わらないですけどね
それにしても昨日の旭川を通過した時の暑さと比べると、気温が22度くらいと風にあたり続けると寒い…
元々はどらやき屋さんなのになぁ…
冷えた身体に熱々の浜ちゃんぽん!
富士味屋さんは、もともとどら焼きが有名
うま~
今度ゆっくり来ようっと
厚田の道の駅を出てから、道道11号線に入って、当別町方面に向かいます。
おいおいおい、人慣れしすぎっしょ!
どうやら観光客などから餌を貰っている個体のようです。
地元の言葉で「観光キツネ」と呼ばれるキツネです。
でも、キツネはエキノコックス症と言う人獣共通感染症をもたらす寄生虫エキノコックスを極めて高い確率で保有しているので、接触は極めて危険なのです。
しかも人間慣れしたキツネは、人から高カロリー、高糖分、高脂質の餌を貰う事によってキツネ自身も病気(虫歯、糖尿病等)に掛かる事が多いそうです。
動物に餌を与えたくなる気持ちは、よくわかります。
私の回りを餌を求めてウロウロ…
バイクを走り出せば、横を併走
タダ見してごめんよ
でも、人間慣れすると悲しい結末が待っているぞ!
でも、いろんな媒体を通じて「野生動物に餌を与えないで」と呼びかけていても、良い写真を撮りたいばかりに餌を与える観光客が絶えないのが現実…
車に轢かれるキツネの多くはこんな人間によって餌づけされた個体が多いとか…
釈然としない思いのまま進みます
日が傾き始めたころに三笠市の道の駅「みかさ」でお風呂タイム。
その名も「太古の湯」
5、6年くらい前に出来た温泉。
札幌と旭川を結ぶ国道12号線沿いって事もあって、キャンピングカーの人の他、トラックドライバーも利用しているようです。
ただ…
ちょっと苦言になってしまいますが、この日はそれほど混んでいなかったのに、広い脱衣所の一範囲だけで人が混み混みでちょっと不快。
フロント係に下駄箱ロッカーの鍵を預けて脱衣所の歌詞ロッカーの鍵を受け取るのですが、フロント係が管理しやすいためか、隣り合わせの鍵を渡すのが原因。
あと、脱衣所の照明位置の関係でロッカーの中が見えにくい…
関係ないけど、いつも行く月見湯で購入した父の日限定タオル
ちょっとセクハラ?
まぁ、お風呂は、間違いの無い気持ちよさ。
キャンツーで汚れた身体をよく洗って、身体を温めて更に帰路につきます。
北海道で活躍した711系電車
平成27年に引退したJR北海道の電車です。
その昔は、札幌と旭川を結ぶ普通列車にも使われていたので、何度か乗った思い出があります。
今は、レストランの敷地の一角に展示されて余生を過ごしているとか。
車体の痛み激しく、保存も大変だろうなぁ
思いがけず懐かしい物に会えた気がします。
その後は、陽のあるウチになんとか帰宅し、今回のキャンツーも終える事が出来ました。
札幌の東側は、風が強いので、防風林の先端が左から右に曲がって成長