チャンネルはそのまま!を観た | Life is good!

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怒濤の年度末年度初めとゴールデンウィークも終わって録画していたドラマ チャンネルはそのまま! をやっと観る事が出来ました。

北海道で3月に放映されたので、今更ながら感があるかもしれませんが、一応説明させて頂きますと…、北海道のテレ朝系ローカル局、北海道テレビ放送 HTBの開局50周年ドラマ
ローカル枠の深夜時間帯で5夜連続で放送されました。

あらすじは、札幌のローカルテレビ局、北海道☆(ほし)テレビ HHTV に「バカ枠」で採用されたレポーター・記者 雪丸花子(芳根京子さん)の失敗と頑張りに巻き込まれた人達の葛藤と感動のドラマ…って感じでしょうか?
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北海道☆テレビの社屋は、HTBの旧社屋をそのまま使用!


原作は、女性漫画家 佐々木倫子さんの同タイトルの漫画。
佐々木倫子さんは、「動物のお医者さん」の作者として知っている方も多いのでは無いでしょうか?

原作や動物のお医者さんを読んだ方なら解ると思いますが、ドラマも独特な間合いが活かされており、また専門的な職業や業界で使用されている略称などの説明があってわかりやすく、実に佐々木倫子さんらしい作風が表現されていて、ついつい引き込まれてしまいました。
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裏方さんがいてテレビが作られているのがわかります


本ドラマ、なんと言っても水曜どうでしょうの藤村ディレクターと嬉野ディレクターが監督とプロデューサーとして携わっており、更に佐々木倫子さんも水曜どうでしょうのファンにして、北海道テレビ放送(HTB)を取材して漫画を描いており、リアルタイムで水曜どうでしょうを観ていた私の様な者には、別の角度から観て楽しめました。
しかも、ドラマの合間に水曜どうでしょうの前枠後枠の撮影風景(あくまで風ね)が挿絵的に入っているし。
また、北海道☆テレビのロケ地のは、昨年9月に札幌市中央区へ移転した事によって空きビルとなった、南平岸のHTB旧社屋を利用しており、残した機材もあることからリアル感があります。
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大事な仕事をしている人を矢印で表す!


あと大きなこととして…
本ドラマに北海道出身の演劇ユニット、チームNACSの面々が脇役的に出演していると言う事。
大泉 洋(敬称略、以下同)や安田 顕はもちろん、リーダーの森崎博之、戸次重幸、音尾琢真が脇役なのは、なんとなく監督の藤村さんの半ば悪戯心のある配役…な、気がするのです。
でもまぁ、それがまた良い味を出していると感じられました。
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県警ではなく、道警
北海道でしか使わない言葉も使われていてローカル感満載


ドラマの内容の詳細についてはネタバレするわけにいかないので申し上げられませんが、原作を元にしているオリジナルストーリーであり、笑いながらも感動を織り交ぜており、とても楽しく観ることができると思います。

主人公の雪丸花子を演じた芳根京子さんが意外とアホっぽい役が似合っていたり、同期の山根一を演じた飯島寛騎さんが嫌味でクールなキャラになりきれなかったり…
また、札幌圏を中心とした地名が普通に使われているので、北海道人として十分楽しめました。

北海道以外の人にも是非観て欲しいドラマでした。