誰だろう？ なんて思いながら出ると、津軽海峡フェリーからでした。
なんでも台風10号は、通過したが、風強く波高しとの事で、乗船予約していた22:05発の船が定期便としては欠航扱いとなったとの事。
その代わり、臨時便が出ているので、早めにフェリーターミナルに来てほしいとの事でした。
仕事を片付けて函館フェリーターミナルに着いたのが20時50分ころ。
乗船手続きに向かうと、21時に出港するとの事で、夕飯等を購入する暇なし。
日本中多大な被害をもたらした台風10号ですので、臨時便が出るだけでもありがたい。
船は、当初から乗船予定だった「びなす」。
通常であれば函館～青森間は３時間30分の航行時間ですが、この日は安全航行のため およそ５時間を掛けての午前２時ころ青森港に接岸。
波が高くて虎太郎の事がちょっと心配しました。
岩手山にご挨拶
この日は、東北道を南下して、岩手山SAで仮眠を取りました。
朝、目が覚めると晴天の青空。
ほんと虎太郎は、晴れ男なんだから。
盛岡インター近くのスイカ模様のガスタンクもおなじみ！
それにしても、今回の旅は全くもって無計画。
♪走り出したら何か答えが出るだろう～
なんて口ずさみながら南下すると、磐越道の案内標識が…
「そうだ、鶴ヶ城に行こう」
と手綱を返して（ハンドルを切って）会津方面へ。
会津磐梯山SAにて
昨日の昼から何も食べていないので、磐梯山SAにて朝ご飯…にしてはちょっと多すぎですが…
塩川鳥モツ煮定食
鳥モツと言っても、鳥の皮を甘辛く出汁で煮込んだ物ですね。
会津地方の郷土料理のひとつだそうです。
味も良く、ご飯が進む味でした。
食事の後は、会津のお城。
鶴ヶ城へ。
鶴ヶ城公園は、ワンコの散歩OKなのです
５年前に妻と虎太郎とで来たことがあるのですが、ワンコの散歩NGだと思って、そのとき虎太郎は車内で留守番をさせてしまったのです。
今回は、虎太郎と歩きたい…と思い立って来てみましたが、平日って事もあってゆっくり散歩できて良かったです。
お城ロボくんと一緒に
会津は、タイムボカンなどタツノコプロのアニメキャラでお馴染み、ボヤッキーの出身地。
会津城のゆるキャラ、お城ロボくんは、ボヤッキーのモデルにしてタツノコプロのアニメーション監督、笹川ひろし氏のデザイン。
ヤッターマンのビックリドッキリメカに出てきそうなキャラクターですよね。
歩いた後は、ソフトクリームでも食べましょうかね？
と売店を見ると…
北海道プレミアムソフトクリームって書いてあった！
北海道人として日本中に売れているのは、嬉しいのですが…なんか複雑。
ま、アイスクリームに罪はないので、虎太郎とおいしく頂きました。
散歩の後は、会津若松市内を散策しながらお昼ご飯を…
喜多方ラーメン・醤油チャーシュー
頂いたのは、喜多方ラーメン 来夢 会津若松駅前店。
北海道で喜多方ラーメンのお店は皆無なので、食べたかったのです。
平べったい麺がおいしい
野菜と鶏ガラの出汁。
醤油の旨みとみりんと甘み。
そこに会津地方のラーメンの特徴であるバラ肉チャーシューの脂が溶け出してあっさりと頂けます。
店名（来夢）ってところに惹かれて入りましたが、とてもおいしかったです。
次に向かったは、大内宿。
江戸時代からタイムスリップしたようかの町並みが素敵です。
日本の原風景のひとつだと思います
町並みにすっかり溶け込んでいる虎太郎は、観光客に大人気。
「ここで飼っている犬ですか？」
なんて聞かれました。
北海道から来たと言うと、皆びっくりしてくれました。
その後は、お風呂に入ったり…
富士の湯ってお風呂屋さんを利用
暑気払いにセブンイレブンで和風白くまを食べたり…
最後の一口は、虎太郎の物
まったり過ごしながら夕食の時間へ。
名物・ソースカツ丼
一風亭と言うラーメン屋さん で食べましたが、甘く作り込まれたソースにくぐらせたとんかつが癖になる味でした。
ブラウンソースって、日本独特の味付けになっていていますが、もう日本になくてはならない味だと思います。
うん、なんか元気出た！
再び馬上の人と犬になって、またぼんやりといろいろなことを考えていました。
まぁ、色々あるから人生って楽しんだろうなぁ…
今回の旅には、浜田省吾の曲をお供にしながら…
さよならゲーム／浜田省吾
奇跡なんだ 出会う確率なんて yeah
魔法なんだ 恋するなんて
ひとつ すれ違ってたら 今も誰も愛せないで
地下鉄の中 息が止まってた
今すぐ 未来も 傷だらけの昨日も
束ねてダッシュボードに放り込んで
洗いざらしの ブルージーンズ
履き慣れてる スニーカーで
無理やり 休暇をとって 旅に出ないか (tu tu tu…yeah)
不思議なんだ 今朝も君の腕の中
抱きしめられ 目覚めるなんて
朝の街のノイズの中 仕事に出掛ける前
背中にキスして いつのまにか Makin'love
今すぐ 憂鬱も 張りついている退屈も
みんなバックシートに投げ込んで
でかい面したコンピューターも
鳴りっぱなしの携帯電話も
部屋に残したまま 旅に出ないか (tu tu tu…yeah)