柴犬に出会えたのは必然? | Life is good!

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犬を家族に迎えるにあたって、数ある犬種の中から我が家が柴犬(日本犬)を選んだのは、親戚の家で飼われていたこの子の影響が大きかったと思います。
コロさん1
北海道犬のコロ メス (享年18歳) 2005年1月撮影 当時15歳

過去記事「虎太郎と吠え癖」(リンクします) でもすこしだけ紹介しましたが、この子は、妻の姉の嫁ぎ先で飼われていた北海道犬です。

北海道犬と言えば、ソフトバンクのCMで白戸家のお父さん役で出演している「カイくん」がすっかり有名になり、北海道犬=白い犬 と認識している人が多いようですが、柴犬同様様々な毛色の子がいるんです。

私が子供の頃は、北海道犬のことをアイヌ犬と呼んでいました。
でも、昭和12年(1937年)に天然記念物登録された時に「北海道犬」で登録されているので、正式には「北海道犬」、俗称として「アイヌ犬」が一般的みたいです。
コロさん2
2005年7月撮影 虎太郎も2歳9ヶ月

北海道犬は、アイヌがヒグマ猟に連れて行くほど勇猛な犬種で、柴犬より気性が激しく、野性味が強いきかん坊が多いと言われています。
でも、コロさんは、とてもおとなしい性格でした。

義姉さんのお姑さんから
「番犬として表で飼っていたのに、向かいのイタズラ小学生(3年生)に連れ出されて、頭からじょうろやバケツで水を掛けられていたよ」
「コロったら、怖がって目をつぶり震えていた」
と言う話しを聴いたことがあり、本当におとなしい性格なんだなぁと思いました。
コロさん3
お姑さんは、犬が大好き!


ちなみに妻は、高校生の頃まで大が怖くて触るどころか近寄ることもできず、散歩中の犬が近付いてきたらリードが繋がっていても反転して逃げてきたそうです。

でも姉の嫁ぎ先でコロに出会ってから犬のイメージが大きく変わったそうです。
コロは、妻にとても優しくフレンドリーに接してくれたそうです。

私も妻と付き合ってしばらくして、妻の姉の家に遊びに行った時、コロがすり寄ってきてコロンと横になって「お腹撫でて~」と甘えて来てくれました。
コロさん4
尻尾下がりすぎでしょ!

数年後虎太郎を迎え入れたのですが、過去記事「虎太郎が初めて来た日」(リンクします) で紹介したように、上司から「柴犬を見に行かないかい?」と誘われた時、「はい、妻と一緒にっ!」と前のめりで答えました。
「妻はコロに会いたがっているだろうjなぁ…」なんて思いも混ざりつつ、「見に行くって事は、絶対家族が増えるなぁ」なんて複雑な気持ちだったんですが、コロを見てきていたため、勢いと言うか思い切ることが出来た気がします。
コロさん5
2006年9月撮影 
義姉さんの夫がコロの毛繕い中
コロは、虎太郎を怖がってオドオド…

コロにパピー虎太郎を預けると、優しく頭を撫でるよになめて可愛がってくれました。
虎太郎は、その頃の思い出があるので、コロ婆さんのことが大好きになりました。
でも臆病なコロさんは、成犬になった虎太郎を見ると、他の犬と同様に怖がって、いっつも尻尾が下がりオドオドしてました。

コロさん6
虎太郎はコロ婆さんに会えて嬉しそう!

そんなコロさんも、2008年の初夏、18歳を少し回った途端に何も食べなくなり、最後は普段全然吠えたりしないのに飼い主である義姉さんの夫を「わん、わん」と呼んで「くぅーん(ありがとう)」と鳴きながらも笑顔で亡くなりました。

本当に健気でやさしい子でした。
コロのお陰で虎太郎に会えることが出来たと思います。
コロさん、本当にありがとう。