2016.02.06

ブログのタイトル画像を地味に変えました。変えたというよりは撮りなおして上げなおしました。
市内の北野天満神社境内の塩竃神社に納められた額を用いています。唐子の獅子舞の図。
誰がいつ奉納した物かは分かりません。童子の顔つきがきつい顔付きなんですよね・・・。
八王子で主流の目黒(北野)流の発祥地に納められた額ということで。

さて、今回は目黒区は学芸大学駅。紛らわしくて有名な駅名。
学芸大学の最寄りに存在せず紛らわしく、隣は都立大学駅で紛らわしく、都立大学も最寄りに都立大学は存在せず。


あまり、再開発でひっくり返ってなく、老舗も多いイメージ。
東西に商店街が伸びるこの街で太神楽獅子舞の門付けが行われるという事で見学へ。


商店街近辺という事で正確な位置が分かりませんでしたが、音を頼りに。


通り神楽を打ち鳴らしながら、場所へ、場所へと。
丸一紋に牡丹の半纏。袂がダブっとした羽織仕様。


商店さんの中、もしくは店先で。三番と狂いが中心。
そぉーれ、舞いこめぇ。


太鼓は担がずに置きながら。おなかの前に抱えるのはまたお囃子の寿獅子として変化した形なのかも。
桶胴に巻く丸一の幕は正当な門下生が、門付に際して師匠から授かると。
丸にイだったり偽物もあったりだったそうですけど

先日見かけた太神楽曲芸協会さんの桶胴にも同様に協会さんの丸一幕が巻かれています。


場所は問わず、時に太鼓は縦配置。車が往来する通りの脇でも。


仙翁社中さんといえばこの白檀塗りの頭。テレビで映ってもパっと分かる。
耳は丸っこく、目は銀色に光り、瞳は二重、鼻下の筋はくっきり分かれて頬の肉付きがよく
一般的な名古屋方面の頭の型とは異なります。
しかし、白檀塗りは金に透漆をかけるといいますが、色の落ちた部分を見ると銀色なんですよね。


三番というのは三番叟からついたらしいです、太神楽獅子の特徴の袖(裾?)をクルクルと両手で巻き上げる仕草は三番叟から来たものでしょうかね。
最後は「金獅子」でジャジャンカジャジャンカ。


千本桜ホール。小劇場といった感じで区報で予約席が埋まっており、常連さんに愛されている劇場の様です。
撮影OKはありがたい。。。距離感が近く、よぉく見えて満足感はありました^^
仙若さんを中心とした若手メンバーでの曲芸でした。
いつぞやの新宿では、見れなかった籠毬も見れました。「道成寺の釣毬」。
「笑わせるのと笑われるのは違う」という言葉が胸に残ったり。


獅子もお見送りしてくれました。噛むことはあっても噛まれるってのは何年ぶりだろう・・・
動画