2015/9/13


9月のお話です。この日は夕方に用事があり、その用事が思っていたより長引きまして、夜中からの見学。
毎年八幡神社例大祭と日程がかぶってまして、深夜見学。今年もやはり深夜見学。
秩父、千木良、榊祭は夜中まで囃子を聴けるお祭りです。


落ちる草鞋。神社下の境内には露店が元気に営業中。1時頃まで営業中。


そして、この時間のメインは榊神輿です。宮出しには間に合わず。
大きな榊の植木を中心に無数の榊が差し込まれ巨大な榊神輿が形成されています。
かなり原初的な形でこれも柱立ての一種でしょうか。街道を蛇行しながら、所々で落ちながら渡御。


その前を行く太鼓。ドンドンカカカッのあれでもオォ~ライのあれでもなく、ドンタンドンタンと激しい太鼓。
二人で交互に打ち込んでいきます。それを両面で。シャギリの一様かと。


榊から距離を置いて、力を振り絞って打ちます。
榊が追いついたら担いで、また先へ。どことなく三宅島の太鼓にもにてますね。ばしょぉへと~


囃子も榊神輿を迎える為に行うんですね。
少人数ですけど舞も見え、きちんとお囃子です。
数年前に極彩色の塗りが施された奈賀町の山車。


土岐さんの面でしょうかね。それとも写しでしょうか。
拝島の囃子は面白く、三町内流派が三様でして奈賀町は神田流です。


こちらは加美町。最近、アセチレンから電気に変わりました。
和唐内の人形も去年お披露目され、拝島二台目の一本柱復活山車。


マニア率高し。



踊りも他町よりもコロコロと変わりまして見ていて飽きません。
カンカンノウの踊りも見え。


ちなみに加美町さんは重松囃子。榊を迎えます。
年によって前後しますが、3時くらいでしょうか。


再び、奈賀町。一度、通り過ぎても往復で戻ってくる榊を迎える為、囃子方は待機します。
茣蓙にくるまって寒そうです・・・。


して、狐さん。舞の形は動物系で緩急もあり面白かったですね。


斜め向かいに志茂町さん。宮出時に参道脇山車で囃しますけど、今年は見れず。
こちらは目黒囃子。