2015/6/7

懐古録。自分でもどこを見に行ったか忘れかけています。いや、写真を見返せば思い出すことも色々ありますけど。

品川、子安神社、めじろ台、よいと祭り、あきるの夏祭り、八王子まつりプレイベント、橋本神明大神宮、八王子まつり、中野子安神社、立川諏訪神社、まんじゅう、ワテラス夏祭り、川尻八幡宮、大塚八幡神社、赤坂氷川神社、榊祭、鴨川合同祭、正一位岩走神社、石岡常陸総社宮、代々木八幡宮、愛甲熊野神社、中目黒八幡宮、阿伎留神社…
と続く予定です。

予定です(震え声)
元横は公式フェイスブックにお任せしまして、触れない方向で。はい。


品川の天王祭と纏めちゃいましたが、品川神社と荏原神社の各天王祭のこと。前回の荒川区の素戔嗚雄神社も天王祭。
天王祭っていうと概ねスサノオをお祀り神社する神社の祭礼をさします。天王は牛頭天王を指しまして、牛頭天王はスサノオのこと。
品川神社は室町中期に太田道灌が牛頭天王を勧請しました。
荏原神社は一応はスサノオをお祀りしていますが、どちらかといえば貴船系の水神が主祭神のご様子。習合してスサノオを水神としているようです。
両社とも准勅祭神社(明治天皇が新都の安寧を祈願して定めた都内十社)を名乗りまして、真偽のほどは定かになく。品川神社の解説のが詳しかったりしますけど。


お先に荏原神社。品川といえば大拍子を付けた神輿。品川拍子と呼ばれる道中囃子を奏でながら渡御されます。
そして、スサノオの御神面が掲げられています。この地の海面に漂着したといわれる御神面は、ご神体として本社神輿に掲げられ、それ以外の神輿にレプリカが掲げられます。


品川拍子の笛吹きさん。
品川拍子は品川神社の太々神楽の囃子を神輿渡御の際に奏したのが起こり。
関係あるのかないのか、神田や根津にも特徴的な拍子の囃子が太々神楽に残ってまして、神田拍子やら呼ばれていたり。


境内神楽殿では横浜方面のとまやさんのお囃子。ズクズク系の城南囃子。
運びはよく知りたる目黒囃子にさもにたり。


人をかき分け4,5分歩けば品川神社の氏子地域。
翁の三輪山車。人形は原舟月作だそうな。


掛け屋台文化は薄いのか商店の軒先や車庫に幕を掛けている居囃子が多く見られました。
名誉顧問。。。


品川神社の宮神輿。御神面として家康が寄進としたと伝える国常立尊面(通称天下一嘗面)のレプリカを掲げる。
天下統一を為した後の慶長年間に寄進した面です。
様式としては舞楽の腫面と呼ばれる姥面なのですが、なぜ腫面を国常立としたのか・・・。ちょっと不気味な顔立ちでもあります。


神輿が行く。

鈴の山車。旧龍神の山車。


お囃子はやっぱりズクズク囃子。
動画もあげてあるのでどうぞ。八王子の囃子の遠い祖ではないかと。


こちらは宮本櫻心町の山車。だし鉄作、人形は面六作。
囃子は世田谷区の等々力囃子保存会さん。



宮神輿の階段上がりは観ないで撤収。


人出も多く。以前、来たときは別日開催でここまで混んでいなかった印象。。。