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囃 見聞録。
牛込だったり四ツ谷だったり回によって異なりますが今回は四ツ谷。

囃 見聞録。

神楽坂おどりに始まりました。
華やかで品のある芸者さんの踊り。


囃 見聞録。

里神楽  萩原彦太郎社中 はぎわら会さん
「熱田神剣(宝剣盗人)」でした。
熱田の宮のお話。神剣草薙剣を守護することを命じられた宮守二人。
そこに沙門道行を名乗る新羅の怪僧が現れまして、あの手この手で剣を盗み出そうとします。
日本書紀にも記された話(一文ですが)で風雨の祟りに会い失敗に終わります。
宝剣を新羅に持ち帰りにして呪力を味方につけようとしたようです。
これに里神楽色を付加した演目です。
動画での撮影なのでキャプチャー画にて失礼します。


囃 見聞録。

剣をしっかりと見張ります。
囃 見聞録。 囃 見聞録。

そこに道行が現れます。買収に成功しまして剣の前に通されますが強奪失敗。
囃 見聞録。

あの手・・・

囃 見聞録。

この手で盗もうとしますが失敗。
囃 見聞録。 囃 見聞録。

酒に酔わせて寝入ったところで上手く盗み出します。
囃 見聞録。
里神楽の王道パターンで酒が入れば寝てしまうものです。
囃 見聞録。 囃 見聞録。

盗まれた事に気づいた宮守は後を追い取り返そうとします神剣の法力の前に屈してしまいます。
囃 見聞録。 囃 見聞録。
意気揚々と持ち帰ろうとしますが自身もこの力に押し戻され遂には気絶してしまいます。
道行は捕らえられましてめでたしめでたし。
筋だけ追っていきましたが滑稽物のお話なので細かい点が多いので文では説明しきれません。


囃 見聞録。

鹿島おどり
奥多摩町小河内の芸能。ダム建設に際して水没した三集落の出身者によって構成される。
画像の三番叟を除いて6人で舞う。女装した男子によって構成される。
囃子は舞台で輪になる時の入場曲のみ。基本的に謡にあわて舞います。
演目後になにか小さく唱えごとをしてまして気になるところ。


囃 見聞録。

戸塚囃子 戸塚囃子保存会
会長さんの解説付き。
20分位の熱い解説でしてドイツ公演、譜面化、流派等のお話。

最後は緞帳の内からボスッと叩かれてましたけど;
「所沢や八王子は重松流」と言ってましたがちょっと違う。
船橋系のゆったりした囃子です。今でこそ都心ですけれど江戸囃子圏からは外れているようです。

鉦の方の半纏の袷が逆なような気がします。
今回は獅子舞も見れました。もどきの舞もあるようですまたの機会に。