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町田の天満様でお囃子をやっているらしいとの話を聞き町田へ。

町田天満宮といえば毎月1日のがらくた市で有名です。

日付開催なので若い人は少ないですが、

着物を目当ての奥様、古美術品目当てのおじ様方で賑わいます。

銭なしのショッピングほどつまらない物はありませんので、軽~く露店を見て後はお囃子見学。
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境内では神龍会さんによるお囃子が奉納されます。


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流派は目黒系のお囃子。町会、神社に属さない団体さん。
町田天満宮では2月1日のほか節分祭、10月の恵比寿講で奉納されます。

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町田市鶴川を拠点に町田市内各所で演奏。

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町田市内の神田下町囃子山の手流(大戸流)とは異なり、隣接する川崎方面の流れだと思います。
川崎のお囃子の伝承経路や分布については調べていないのでよくわかりません。

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余談ですが神奈川方面では囃子の部類に「山の手囃子」、「下町囃子」というものがあります。
山の手囃子は目黒、船橋、浜の手といった囃子。
下町囃子は江戸囃子、神田囃子(ここでは江戸神田の囃子)、葛西囃子、深川を指します。
川崎や横浜は様々な地域の囃子が流入した為に区別するための呼称でしょうか。

大戸流を神田下町囃子山の手流と呼ぶことがありますが、こうなるといよいよわかりません。
流派上での山の手流とは異なるわけですが、ややこしい……(^^;