緊急帝王切開当日の話。


10時に検診で行ったら

「緊急帝王切開で今から産みましょう」

と言われて

色々書類にサインをして

血圧はかったり

血液取ったり検査して

(バタバタしてて記憶曖昧)

11時すぎには手術台に運ばれてました。

手術室はなんか優しい音楽が流れてました。


手術台に移動して

首から下に仕切りみたいのができて

胸から下は見えないようになって

お医者さんは10人くらいいる気配。


11:10(曖昧)重症高血圧症および

胎児発育不全傾向のためオペ開始します」「はい!」

みたいなドラマでよく聞くセリフみたいなのが聞こえてきて


腹部らへんに麻酔かかり

身体は重ーく、感覚消えてきて

なのに

多分いま切開されてるーーーーーとか

なんかめっちゃ臓器引っ張られてるーーー

とかは感じる不思議な感覚。


「赤ちゃん髪の毛みえたよー!」

「もう出てくるからねー!」と先生の声。

おんぎゃ おんぎゃ と可愛い産声と共に

11:37 生まれました!」

みたいな声が聞こえた😭😭😭😭

うぉーー



リアルタイムに手術中

お医者さんの手術の声が聞こえてくるのは

怖かったけど

今思うと経験してよかった。


あの手術中の恐怖、ドキドキ、

そして産声聞こえた瞬間の感動、嬉しさ

思い出すだけでいつでも泣ける気がします。


まさにコウノドリ先生!!って思った

(ぜひ妊娠前にみておいてほしいドラマ。男性もぜひ!)



そんな人生での大経験を経て、、、



手術室からストレッチャーで出たところ

夫と対面!

カメラ持って「会ったよ!撮ったよ!

と嬉しそうな少年のような顔してる夫をみたら

なんかまたぐっと嬉しさ、感動がこみ上げてきた。



そのままストレッチャーで病室まで運ばれ

赤ちゃんが2090gだったこと

NICUに当分入るということ

旦那さんは退院まで会えないということ

など説明をうけた後

一瞬夫婦の時間を作ってくれて

夫とはそこでお別れ。



退院までしばらく生まれたばかりの我が子に会えないのはかわいそうだけど仕方ない。

コロナめ!


ちなみにこちらの病院は

コロナ対策を徹底していて、

入院前にPCR検査受けました!

(陰性でしたよ!鼻グリグリ痛かったよ!)

お医者さん、看護師さんも全員受けてるらしく安心して入院できました。



話もどります!



術後は、ずっとベッドから身動き取れず

ただ寝るしかない。

尿も管から勝手に出てる状態。

出てる感覚はなし。

左腕には鎮痛剤の点滴とか点滴数本ついていて、

酸素測るやつも指についてた。

右腕には血圧測るやつがずっと定期的に動いてる。

足には血栓予防の着圧ストッキングとポンプみたいのついてて交互に圧迫されてる。


手術中からだったのですが、

鼻が詰まって息がうまくできず、とても苦しい。

身体が動かない上に息がうまくできないのは本当に苦しい。


苦しい旨を伝えたらレントゲンをとるチームが病室に来てくれました。

レントゲンとるための板を寝てる背中に入れるため看護師さん数人で身体を動かしてくれたのですが、それで身体が動くのが本当また痛かった。


結果、苦しさおさまらず酸素マスクを口元につけて酸素を注入してもらうことに。

それでもうまく息ができない、、泣


麻酔の影響なのか体中むくんでたから、多分鼻の粘膜もむくんでいて息しづらいのだろうとのことだった。

地獄のような時間だった。


とにかく寝たい、寝てやり過ごしたい。

それだけだった。


時々目覚めて看護師さんがいない状況の時は心細すぎた。

背中やら足やら動かしたいのに、ベッドの上で少しの寝返りもうてない。


身体を動かせないことがこんなにつらいとは。。


口で一生懸命息をするから口の中がカラッカラになる。もちろん飲み物は飲めない。


術後数時間して氷を与えてもらえることになるがその氷が大きくて口に入ると鼻でも息できないのに口でも息できなくなる💦


けど氷をなめるとカラッカラの口が少しよくなる。常に氷欲しい状態。


看護師さんが濡れた布で口を濡らしてくれた。これも幾分楽になった。



とにかく眠って次の日へ。