さて、第2弾でもご紹介しました、
「井泉」さん、再びです。
 
上野もこの数年で、色々なとんかつ屋さんが無くなって、私は寂しい限り。
 
やはり、「井泉」さんは、芸人が今では一番馴染みのお店ではないでしょうか。
 
今回も「ミックス」です。

慣れたお店は、気持ちが落ち着きます。
 
ごちそうさまでした!!
 
【たけ平今日の一曲】
~豆千代・松平晃「曠野を行く」~
 
以前も書きましたが、とんかつ屋さんといえば、豆千代さんを思い出します。
 
戦後、豆千代さんは、とんかつ屋を経営していたときがあったとか・・・。
 
本当に1度行きたかった・・・。
 
豆千代さんは、明治45年に生まれ、平成16年に亡くなりました。
 
93歳までご存命でした。
 
平成に入る間際くらいまでは、地元の岐阜でもステージに上がっていたと聞いたことがあります。
 
それならば、昭和60年代、平成初めの懐メロ番組にも出ていただきたかった・・・。
 
とはいえ、贅沢は言えません。
 
テレビ東京は、東京12チャンネル時代の人気番組「なつかしの歌声」で、豆千代さんに歌唱出演してもらっていて、映像、バッチリ数本残っています!!
 
ありがとう!東京12チャンネル様ですよ、本当に。
 
しかもカラーがあったり。
 
だから贅沢は言えません(笑)。
 
豆千代さんのヒット曲の1つが、今日の一曲。
 
松平さんと共唱した、曠野物です。
 
昭和9年の作品。
  
ちなみに松平晃さんといえば、昭和9年に「急げ幌馬車」がヒットしています。
 
この歌が、いわゆる「大陸歌謡」というジャンルの先駆けではないか、と、思います。
 
上海や満州等、中国大陸を舞台に描いた作品の数多くが、歌として流行します。
 
東海林太郎さんの「国境の町」も同年です。
 
そんな大陸ブームに乗って、今日の一曲もヒットしたと思われます。
 
この頃の歌を聴くと、日本人が祖国を想う望郷の念や、哀愁をなんとなく感じ取ることが出来ます。
 
歌は、その時代を映すものとする、まさに「流行歌」だと思います。