2月11日~20日まで、上野鈴本演芸場の昼の部にてトリをつとめています。
いよいよ、終盤戦に入りました!
入口には、寄席幟が、はためいています。
紙切りの林家二楽師匠もご出演しています。
お客様からリクエストを取ってその場で切る芸です。
あるお客様が、私というリクエストをしてくださったそうで、ご提供いただきました。
ありがとうございます。
落語以外にも色々と楽しい演芸がごさいます。
終盤戦もご来場お待ちしています。
寄席は自由席です。
この興行で私が掛けました演目は、今のところ、
初日「鹿政談」
二日目「竹の水仙」
三日目「妾馬」
四日目・休演
五日目「小田原相撲」
六日目「井戸の茶碗」
です。
ご予約無しで、ふらりとお越しくださいませ。
【たけ平今日の一曲】
~井沢八郎「男傘」~
上野といえば、昭和歌謡で、最も有名な曲は「ああ上野駅」(昭39)。
大ヒットを飛ばした井沢八郎さんの歌です。
当時、上野は、地方から出てきた人が夢と憧れを持って東京に降り立つ駅でした。
井沢さんは、故郷を想い、ど~んと、東京で一旗上げる曲が似合います。
同年の作品が、今日の一曲。
この歌も歌詞に「♪故郷出て来た貴様と俺だ」とあります。
「上野」という井沢さん、お馴染みのキーワードは出てこないにせよ、井沢さんが歌えば、聴く人は、故郷から出て来て降り立つ東京は「上野」と想像してしまうと思います。
井沢さんは他にも「やるんだ東京」(昭41)があります。
これも彷彿させます。
ある世代から上の方にとって、井沢さんは、東京で頑張る人の象徴でした。