「VISA」1、2月号に私の写真が掲載されました。
1・2月号は、落語の特集だそうです。
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【たけ平今日の一曲】
~笠置シヅ子「大空の弟」~
NHK朝ドラ「ブキウギ」は、
悲しみのストーリーとなっています。
実際の弟さんは、八郎さん。
フランス領インドシナで
落命に及んでしまいます。
笠置さんが悲しみの中、
作曲家・服部良一さんが手掛けたのが、
今日の一曲。
作詞は、村雨まさをさん。
「村雨まさを」は、服部さんが、
作詞をするときに使用するペンネームです。
つまり、作詞・作曲、服部良一さん。
昭和16年の作品だそうです。
数年前に、
今日の一曲の楽譜が発見されたことは、
新聞等で知っていました。
しかし、その全貌は全く知りませんでした。
今回、「ブキウギ」では、
歌詞を一部変更して放送されたようです。
しかし、歌詞の途中の「○○」と伏字にするあたり、時代を感じます。
機密情報漏洩防止のため、
当時の手紙では伏字がよくあったそうです。
笠置さんの軍歌物としては珍しいとは思います。
しかし、私は、「軍歌」というカテゴリーに
入らないように感じてしまいます。
ストレートに、逝ってしまった肉親と、
残された肉親の悲しみをメロディーにぶつけています。
その真っ直ぐな心情は、
私は軍歌ではないと思っています。
この時代だからこそ生まれてしまった、
流行歌です。