新型コロナウィルスの真実 数字の見方 ~COVID19の現在を見る~ ④ | 林尚智道のブログ

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様々な方の意見を聞かせて頂き、自身を更に研磨して行きたいと思います。皆様との出会いを楽しみにしています。

記事①

我が国の死亡者数に対する基礎データと新型コロナウィルスの報道上の扱い、表現について記事に致しました。

記事②

我が国において、毎年公表される死亡者数の傾向に対して、外部的要因が発生した場合、数字(傾向)にどの様な影響を引き起こす事になるのか解説。

東日本大震災を例に取り記事に致しました。

記事③

我が国において、毎年公表される死亡者数の傾向に対して、外部要因として発生した新型コロナウィルスが、数字(傾向)にどの様な影響を引き起こしているかを記事に致しました。

 

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今回の内容は記事③でお示しした実数をどの様に「見るか」について記事に致します。

「見方」と、言っても、大した事ではありませんので、「テキトー」※(最下部注)に目を通して頂ければと思います。

あくまでも「見方(みかた)」としているのは、エビデンスが何処にも無いからです。

そもそも、新型コロナウィルスは治療法が確立していない処か、全体像も掴めておりません。

ですから、「多角的」に、「様々な可能性」を考慮しつつ、「全体を俯瞰する」必要があると言うスタンスです。

 

再三、お伝えしている通り、

コロナウィルス無害論者

でもありませんし、

脅威論者

でもありません。

 

もちろん、今後新しい情報が出てくる事によって、どちらかに寄って行く事はあるでしょう。

「現時点において」

と言う事です。

 

一連の記事で、死亡者数に注目したデータを出しております。

記事③を以って、

「死亡者数が少ないから、安全と言いたいんでしょう?」

と、感じられた方がいるかも知れません。

 

しかし、

そうではありません。

 

私が注目しているのは、あくまでも

結果である総死亡者数「だけ」

なのです。

 

逆に見ると、

それしか見れていないと言う事です。

 

算数において、解が「10(自然数)」となる計算式があるとします。

では、途中の計算式はどうなっているの?と、疑問が湧いてきます。

 

例えば…

 

1+9=10

です。

2×5=10

です。

20÷2=10

です。

20-10=10

です。

100000000(1憶)-99999990=10

です。

 

同じ「10」でも過程が全く異なると、「10」と言う結果を生む(生まない)為に取る行動も全く変わって参ります。

 

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では、本題です。

記事③でお示しした様に、コロナ禍が勢いを増して来た今年に入り、死亡者が「減少」しております。

 

記事②の通り、通常(誰もが常識的に考えて)、今までなかった厄災が発生したならば、死亡者数は増加すると考えて当然です。

 

それが減少していると言う…

 

何が考えられるのか。

 

〇コロナ禍の発生により、外出の機会(業務、観光等)の減少

当然、交通事故も減少致します。

20%も減少しております。

ソース警察庁統計資料

外出の減少が寒暖の差による心筋梗塞の発生にも影響しているかも知れません。

「行動しない」

と言う変容の影響がウィルスによる死亡者数を上回っていたならば、当然「結果」としての総死亡者数は減少致します。

 

〇コロナ禍に対する行動変容が他の病気に対して発生させた影響

手洗いうがい等、公衆衛生の徹底は、その他の感染症にも当然影響を及ぼします。

ソースヤフーニュース

※ヤフーニュースは随時削除される為、内容を少しだけ紹介しておきます。

→マイコプラズマ肺炎

→RSウィルス感染症

→A群溶連菌性咽頭炎

→はしか(麻疹)

→風疹

それぞれ、激減。80~90%以上。

→おたふくかぜ

→水疱瘡

それぞれ、半減。

因果関係が立証されている訳ではありませんが、飛沫感染対策が他のウィルス等の感染対策に影響する事は容易に想像出来ます。

 

〇新型コロナウィルスによる死者数が少ない可能性

新型コロナウィルスによる死亡者数は2000人を超えた事になっていますが、記事①で指摘した通り、コロナウィルスによる死亡者とされている数字は、このウィルスが直接原因で死亡したと言う確証のある数字ではありません。

ウィルスに感染していた人が死亡したと言う事です。

従って、ウィルスそのものによる死者はもっと少ないのかも知れないと言う事です。

 

〇新型コロナウィルスによる死者数が多い可能性

新型コロナウィルスによる死亡者数は2000人を超えた事になっていますが、実際はその何倍も発生しているかも知れません。

ただ、行動変容や病気に対する影響が、我々の思う言う以上に大きな影響を及ぼし、結果としての死亡者数を減少させている。

先程、自然数の計算式で大袈裟に表現した桁数の多い引き算をイメージして頂ければ、分かり易いと思います。

 

私が個人で思いつく「見方」はこの様なイメージです。

もっと多くの「見方」は存在するかと思いますが、一連の記事を以って、私の頭の中をイメージして頂けると思います。

 

①~④においての記事を通して

記事①で私は以下の様に記しました。

 

「正しく恐れる」

 

私がどの様に「正しく恐れ」、感じているかは、想像にお任せいたします。

 

皆様はどの様に感じていらっしゃるのでしょうか?

何かのヒントになれば幸いです。

 

続編について(⑤以降)

厚生労働省から死亡者数が随時更新されていきます。

その数字が更新される度に、データをアップさせて頂きます。

私の中道路線が継続されるのか、脅威論に寄って行くのか、楽観論に寄って行くのか…

追記したい事があれば、データの更新とは別に記事にさせて頂こうかと思います。

 

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「テキトー」と言う表現に関して。

本来、「適当」とは「正」の意味です。

しかし、現代語訳においては「テキトー」と言う字のニュアンスから感じ取って頂ける様に「いい加減」と言う意味の用法も広まりつつあります。

今回の記事で、「テキトー」と表現させて頂いた理由。

それは、記事①で、お伝えした「皆様の感性を邪魔したくない」と言う所に帰着致します。

私なりの「見方」はややもすると、私の「感性」に寄るもである可能性が非常に高いからです。

ですから、「私の」見方と言う程度のスタンスで薄く感じて頂きたいと思っております。