小さな喜びをこぼさない
林田キヨです。
昨日自宅の家庭菜園の収穫とかたずけをしました。
その作業をしながら思い出した光景がありました。
私は実家が北海道の農家なので、
小さいころから収穫時手伝うことがありました。
特に芋ほりは家族総出。
猫の手も借りたいほどだったので。
そのとき広大な畑でこぼれたイモを、
まるで宝石を見つけたようにわざわざトラクターから降りて
拾っていた、父と弟の姿。
私としては
「こんな少しのイモこぼれてもいいでしょ。」
と思っていました。
でも父や弟にしたら、
半年間手をかけ、目をかけ育てたイモたちは、
大切な存在だったのかもしれません。
やけに父や弟がイモを拾う様子は、
キラキラしていました。
尊い感じもしていました。
その光景を思い出しながら、
私もそれぞれの人の小さな喜びをこぼさず、
拾い上げるお手伝いをしたい。
という言葉が浮かびました。
きっとこれは私の得意なこと。
それは私の喜びでもある。
そんなことを思いながら収穫作業ができたのでした。
※我が家のネギです。
立派立派と夫を褒めて、作ってもらっています。