相談・超低出生体重時で産んで子どもに申し訳ない気持ちです。

 

 

林田キヨです。

 

 

子どもを超低出生体重児出産し、

落ち込んだり、悩んだりしている方はいませんか?

 

 

私も娘を超低出生体重児で出産し、

ずっと申し訳ない気持ちを引きずっていました。

 

 

しかし娘のひとことをきっかけに気持ちを切り替えました。

そんな今の私が過去の私に思うこと、よかったらお読みください。

 

よくある相談

 

 

子どもは超低出生体重児で生まれました。

子どもができないことがあると、(例えば走るのが遅い、勉強がついていけないなど)

「普通に生まれていたら。」

と思ってしまいます。

子どもに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

 

 

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私からの返信

 

 

娘は超低出生体重児で生まれ、学年も早まったしまったので、

いつもいつもずっと申し訳ない気持ちを思っていました。

 

 

それに見た目も細くて小さく、

「この子大丈夫なの?」

と言われることも多々ありました。

 

 

そんなことを言われるたびに、

そして娘ができないことがあるたびに、

「普通に産んであげたらこんなことにならなかったのに。

ごめんなさい。」

とずっと思っていました。

 

 

しかし娘からのひとことで考えかたを変えました。

 

 

それは娘が中学一年生の時。

娘は小さく生まれたことにより、少々走り方に特徴があります。

徒競走でどうしてもタイムが伸びないと悩んでいました。

 

 

娘が帰宅後そのことについて話しているのを聞いた母と私が、

「普通に生まれていたら早かっただろうにね。」

となにげなく話していたのです。(今考えるとかなり失礼です。)

するとそれを聞いていた娘は、

 

「ママとばあちゃんは普通に生まれていたらっていうけれど、

私はこのからだしか知らないから。

私にはこのからだが普通だよ。」

 

と言ったのです。

 

 

これを聞いた私たち、ハッとしました。

自分の考え方が本当に恥ずかしかった。

 

 

障害があってもなくても、

その人にとってはそのあるがままが普通。

娘から教えてもらいました。

私はわかっていなかったことに気づかされました。

 

 

娘は普通と思っているのに、

親が区別するのか。

きっと私は自分に言い訳をしていたのだと思いました。

 

 

それからは自分の気持ちを切り替え、

娘のあるがままを受け止めることができるように努力しました。

 

 

超低出生体重児で生まれた娘は気をつけなくてはいけないこともあります。

だからその度に、

「○○は小さく生まれているから、気をつけなくてはいけないよ。」

と食事、生活習慣について言ってきました。

 

 

申し訳ない感情はなく、ただ事実を伝える。

 

 

あとはあるがまま娘のを受け止める。

それだけなのです。

 

 

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