我が娘は強い

 

 

林田キヨです。

 

 

娘が高校生の時、

私と二人で晩御飯のとき話し始めた。

「私、一緒にいる子から外されているらしい。」

 

 

一週間前ぐらいからあまり話してもらえなくなり、

お弁当も別の人と食べ始め、

声をかけても無視されたとのこと。

 

 

その時にどう行動していいのかわからず固まってしまったこと、

自分が何かしたのだろうかと悩んだこと、

その日は以前一緒に食べていた子と食べたこと

などを涙を流しながら話してくれた。

 

 

数週間後には修学旅行もあり、

その子たちとは同じグループで行動する。

悩みも深くなる。

 

 

私は心中穏やかではなかったが、

平然を装い食べながら黙って聞いた。

(よかった、御飯中で。)

 

 

 

娘が話し終わるまで黙って聴いた。

 

 

自分が嫌なことをしていないと思うのであれば

その相手と一度距離を置くこと。

ビクビクせず、堂々としていること。

状況に応じて挨拶はすること。

 

 

日々の行動で悩んだとき、

自分が心地よく、気分が明るくなる方の行動をとること。

 

 

そんなことを話した。

 

 

あまりにも泣いているので、

「明日学校休む?」

と聞いてみた。

 

 

「そんな友人関係ごときで、学校は休まない。」

 

 

と娘は断言。

次の日から普通に学校に行った。

 

 

いつの間にこんなに強くなったのか、

と実感した出来事だった。