おかげさまで、ニコニコ超会議の2日目も無事終えることができました。
今回は隣のブースで展開していた日本維新の会さんと、コラボしてお送りした時間も多かったですね。
2日目は、ニコ超の雰囲気に合わせて「ゲーム」「マンガ」を政治的視点から語る、という企画もオンエア。
(ゲームの達人・コバヤシ氏とともに、維新さんも巻き込んでの“ファミコン”トーク)
ゲームというのはどうしても「子供の遊び」というネガティブな感覚でとらえられがちですが、ゲーム世代の私たちにとってみると、とても重要な文化でもあるわけです。
とりわけ90年代~2000年代前半においては、日本が世界のゲーム市場を開拓し、拡大し、牽引してきました。
CGの技術も、日本のゲームの貢献度は非常に高い。
ゲーム市場は世界的にアイディアが飽和してしまっていると言われ、だからこそ今、日本のクリエイターがどんな創造性を世界に投げかけられるかで、この市場を再び日本がリードできるか否かが決まります。
同じことは、マンガやアニメにも言えますね。
日本から発信されるマンガ・アニメに、世界のファンが次々と魅了されているのはご存知のとおりです。
こういった「コンテンツ」の政策を考えるとき、その中身を分かっていないと、現場に合わないとんちんかんな施策になります。(農林水産委員会にいると、同じことを感じます)
若手議員はゲーム・アニメ・マンガに親和性が高い方々が多いので、一度コンテンツ市場への施策を超党派でマジメにまとめてみたいと思っています。
さて、2日間のイベントを終えまして。。。
政党がこういったイベントに出展することが効果的なのかどうか、という意見もありますが、どこに目標を置くかで違ってくるような気がします。
まず費用のことを置いて考えれば、来年もニコ超に参加する意義は大きいと思っています。
党の宣伝をしようという目的で参加すると、少なくとも今のイベントレベルでは効果は薄いでしょう。
しかし、異文化交流・異業種交流と思えば、私たち政治家が考えさせられることも実は多かったりすると思います。
政治家が「別世界の人」と思われる、また政治家自身が「こういう世界は無縁」と思う、そういう垣根を取り払う。
政党ブースっていうと呼び込んでも敬遠されることが多いですが、それを「ちょっと寄ってみようかな」と思える雰囲気にするのは私たちの力量です。
政治に興味がない人が多すぎる、と嘆くばかりではなく、「どうしたら政治について考えてもらえるか」をこちらが工夫する一つの手段にはなり得る、ということです。
あとは、費用対効果で決断すればよいと思います。
私とて、もともとは「ゲーム好き」「マンガ好き」「スポーツ好き」・・・と、私たちの世代の一般像となんら変わらない人物だと思います。
さすがに今ゲームをする時間は全くありませんが、ゴルフに一日行くよりも、気晴らしにゲームを一時間やるのはむしろリフレッシュとして効果があるんではないかと(笑)
※いや、それなら一時間ランニングするのがベターかも・・・
そういったことも含めて、普段はあまり触れられない分野の話を多くできたこと、またあの会場の奔放な雰囲気の中で、維新の会をはじめ、みんなの党など各政党ブースと互いに行ったり来たりの交流ができたことは非常にありがたかったです。
さて、来年はどんなイベントになるのか。
個人的には、党首イベントをもっと充実したものにしてほしいな・・・
2日間、生放送をご覧いただいた方、また会場に遊びに来ていただいた方、本当にありがとうございました!
・・・通常の政務に戻ります。。。
左から
結いの党広報副局長3人(小田・川崎市議、市村・取手市議、青木・中央区義)
青柳陽一郎衆院議員
清水貴之参院議員(維新)
わたし
木下智彦衆院議員(維新)