3人。 | *鈴木ルナ。のユルッとコラム*

*鈴木ルナ。のユルッとコラム*

鈴木ルナの一方的な会話です。
いつか出版したいです(笑)




「あんた、頑張ってきたよね偉かったよ」


あ。今、全部報われた。
ひとつ残らずスルッと滑っていった。
そうね…少し溶けたフルーツゼリーみたいに。


身体が小さかった分、空けられた空洞はあまりに大きくて。
埋めるまでずいぶんかかった。
やけくそになる暇も無くて。
叫びながら走った。
笑わせながら笑った。

情けなくてなのか楽しかったのか。

どうして笑ってんだろ?


無理矢理のテンションに身体が着いていかない。

疲れても苦しくても笑ってたな。



眠りの洞窟は蒸し暑く肌寒く。

生と死の真ん中みたいなネズミ色が足を引っ張って。


いつの間にか身体が大きくなって。
空洞は消えていた。
そうね、傷口が癒えるのと一緒に。


泣き言を泣きながら。
戯け事をたわけ者みたいに。


温情の欠片もない言葉なら。
もうここまででUターン。

ねぇ始めから無かったことにして。
もう一度、空洞からやり直し。

有り余る幸せは干からびて砂に混ざる。

ピアノから始まったの。
あれが最初だったの。


別れ別れになったね。
半分と半分。
寒かったけど暖かくて。


冷たかったのは大晦日だった。

窓が明るかった。



干からびない選りすぐった幸せはゆっくり抱えて。

抱きしめて離さず。


本当に笑える。
嬉しくて笑える。


言っておいて。
あの言葉に支えられたって。