将棋のプロだったころ、
女性は各二時間の持ち時間で対局。


記者の人に
「ずーと、お考えになられててたいへんですね」

そういわれて


「形勢が不利になったらそうですけど、勝ってると思ったら」
と、私は笑いながら


続けて

「チャーシューメン、食べようか
天ぷら食べようかなんて思ってますけど」


記者の人は
「そんなもんなんですか」と、

目を真ん丸に。


他の先生方でそんなこという人、
いなかったんだろうなぁw


ま、
お尋ねしたことはありませんが
中にはいらっしゃるかも。


棋士の先生の記憶力は抜群。


「この局面は、誰々が何年前に指した形」
とか覚えてる。


私にはさっぱりっ。


記憶力は、

からっきしだめだけど、


得意なのは

集中力のなさっ、かしらん。



インド料理やってた頃、


バイトの子はネパール人で日本語片言。


いちおう、

いい加減なオーナーの私はいるけど
人と将棋を指してたりして。


ただ、


目の前の人としゃべりながら、

うしろの目?

で見てたのかw


誰が何注文してるかは

全部聞いてて、
お会計の時にいって確認。


「ナオコさん。なんでわかるんですか」


私は、むふふっ、と笑いにっこり。



ようは、
目の前の人とは笑ってるけど、


耳はダンボで
後ろのお客さんたちの話を聞いてたってだけ。



集中力があるのか、ないのかはわかりませんが。

なんでしょうねぇ。


下のは

まじめに将棋の聞き手をしている頃の

写真でーす。


平成七年のタイトル戦で、
三月に行われた王将戦。


どっちが勝たれたか、
瞬時に思い出せたらすごいっ。



明日はタロットでーす。



人生、詰んでます。~林葉直子の波乱万丈diary