昨日、竜王戦の一局目があったみたいですが、
七番勝負で一番大切なのは三局目。


一局目は、

自分のやってみたかった戦法をやって相手の技術を見る
ってとこかしら。


ちなみに、人様の大事な将棋をタロットで占うのは
失礼なので占いませんけど。


ご本人から頼まれたら、占いますけどね。


今回は挑戦者もあっさり投了。
でもこれはいい負け方なんです。


もしも勝ちそうになって、大逆転されるより傷が少ないですからね。


プロの棋士になると、どんなプロでも
相手を見て勝負して駆け引きしてます。

相撲は、勝負は一回ですから、全力出すでしょうけど。



子供さんを羽生三冠のようにさせたい、と思ってるご両親の方。


まずは焦らずに。
勝てそうなチャンスがある人と練習させましょう。
負けてばっかりだときっと将棋やらなくなるので。


私は、姉によく勝ったりしてたので。
姉はそのうち将棋をしなくなり、
ピンクレディの振り付け覚えてましたけどW


勝つと面白くなるのは、将棋だげしゃなく
ゴルフでもなんでもそうでしょうけどね。



ところでかなり昔の話になりますが

名人戦のとき、NHKの衛星放送が入りカメラが設置されてたの。


名人戦の第一局目ーー私は聞き手のとき。


カメラのこと、お忘れになられたのか、
一局目だからリラックスされてたのか、


名人が後輩の挑戦者に
「ここの旅館、部屋から女風呂が見えるんだよね」

と笑いながらひとこと。


思わず、解説して下さってる先生の顔、見ちゃいました。
携帯電話なんかなかったころですからね。


それにしてもーー笑っちゃいました。


今の若い棋士は、ネットやら何やらで
カメラに撮られてることをよく知ってますから
そんな失言はしないでしょうが。



しかし、人の事を言って笑えないのも私。


これも昔の話ですが
翌日がNHKの聞き手だったのに

前日にとんでもないことをしでかしたの。


前夜祭が終わり、棋士仲間とホテルのバーに。

酔っぱらってきたな、と思ったので、
「そろそろ失礼しますね」と言って

ホテルの自分の部屋に入り、お風呂に。


あー、気持ちよかったぁと、

あまりにも気持ちよかったので、自分の家と間違えて、

ぬわぁんと
頭にタオルを巻いて、そのままドアの外へ。


廊下が見えてハッとして、ドアを開けようとしたけど

カードキーだったから部屋に入れず。

タオルで、胸のあたりから隠す始末。


フロアに電話があったから事情を話して鍵をもってきてもらいましたが
ホテルのボーイさん顔を下にむけたまま。


次の日、仕事するのが恥ずかしかったですぅ。


ま、自分の対局前日じゃなくてよかった、ってとこかしら。



あ。

女流棋士を目指してる人、
あたしみたいになっちゃだめよん。