私は五歳のころからおじちゃん相手に将棋さしてたからか、

ま、相手の仕草でどれくらい強いかすぐにわかったの。



でもプロの世界に入るとそうじゃない。
同じ力の人がいっぱいいるから。


プロになったのは十三歳ぐらいかな。
それから五、六年は慣れるのに必死だし、


トップに立つと中傷されるはで
心の整理やいろいろと時間がかかったんだけど、



あるとき偉大な大先生である大山康晴十五世名人が、

『いやなことはすぐに忘れて、

食べられなくても食べるふりができるようにならなきゃ』

って言って下さったの。



最初は、食べるふり、の意味がわからなかったんだけど、

どんなときも平然としてるふりってことなのよね。


相手がいての勝負だから、なるほどなぁって
その有難いお言葉をきっかけに、

困っても笑顔になりました。


ま、ようは不気味なほど笑顔を絶やさないってのは、

勝負においてはいい事でしょうけどね。



勝負とは関係ないけど

霊能力のある江原さんも実際お会いしたことあるけど、やさしい笑顔。
心理的に安心感与えて下さるんですよね。


当たってたかどうかは内緒です。



他界されましたが宜保さんもそう。

やさしいおばさまって感じでした。


足裏を見て人生がわかるって先生やら、

ユリゲラーさん、穏やかそうな雰囲気。


でも裏を返せば、

相手に先に油断させてるのかもーーー

なんて想像しすぎかしらん。



ちなみに
タロットや手相ではじめっから笑ってる占い師さんは

ちっともあてにならないと思います。


タロットはカードが決めるし、

手相も持って生まれたものをみるんだから。



変な霊能者にあって、

あなたは運気が悪いから除霊しなきゃとかいわれて騙されないようにね。
それで五千円ぐらいならまだしも、

それ以上要求したら、二度目に行ってにっこり笑って
塩だけおいて先生の除霊してください、とでも玄関で言って帰りましょ。



だから私って弱くて守ってあげたい女と思われないからダメなんだよねぇ


俺が守ってあげなきゃって人に思われたい人は、弱そうにすべしっ。


でも彼の携帯こっそり見たらだめよーー。
我慢できなくてどうしても見てら食べたふり、

と、同じ笑顔でしばらく様子をみるべし。



余計な心理アドバイスになってたらごめんあそばせ。
先に謝っておきますね。