今回の勉強会では歯周病の中でも治りが難しい『根分岐部病変』について調べました。


まず歯周病は歯ブラシなどがおろそかになっていると、歯周病菌が発生し住みかとなる歯周ポケットを作ります。


その歯周ポケットに菌が入り、歯を支える骨が菌から逃げることでどんどん減っていき、最終的に抜けてしまいます。


そこで皆さんにきちんとお手入れをして頂いたり、私たちがお掃除させて頂きますが、
その中でも治りが難しいケースが、根分岐部病変と言うものです。


根分岐部病変とは奥歯に発生します。
奥歯は前歯と違い、根っこが複数あり、歯周病が進行すると根と根の間のくぼみに空洞ができます。
その空洞は外からでは見えにくいため、お掃除が困難となってきます。



湊川公園駅の近くにある林歯科医院のブログ、スタッフ編

歯チャンネル より画像をお借りしました。

http://www.ha-channel-88.com/jiten/konnbunnkibu-byouhenn.html



それは私たち歯科衛生士の治療でも同じようにとても難しくなります。
直接見えない部分を手探りでお掃除して行くため大事になってくるのが、検査を
し、形態をしっかりと把握することです。


ある程度進んでしまうと手術でも完治はとても難しい病気です。


まず私たちがいち早く発見し伝えることが大切です。
またお手入れもとても難しくなるので、マンツーマンでご指導させて頂きます。


歯周病の中でも、根分岐部病変は自分ではとても気づきにくい病気です。

少しでも早い発見をするためにも定期検診はとても大切です!


谷口