先日本屋で平積みで置かれた本を見てみよう、
というお話をしました。
その際に見るポイントとして、
・テーマ
・著者(著者プロフィール)
・見せ方
上記の3つを挙げました。
テーマは、
今どのような分野にニーズがあるか、
著者プロフィールは、どのような人が書いているか、
見せ方は、テーマをどのような体裁で見せているか、
といったことになるわけですが、
どのようなニーズがあるかは、書店に置いてある本を
見てから書いては遅いので、現在の雰囲気を見て、
次にどのようなものがくるか、というのを予想します。
著者プロフィールはわかりやすいとは思います。
どのような人が書いているか、ですが、
著名な人の本は特に見る必要はありません。
聞いたことない人(といっても
業界では有名、というのもありますが)
で、売れている本の著者プロフィールを
見てみましょう。
その本を書くに足る理由が、何かしら書かれている
はずです。
特にビジネス書や実用書の場合、
その著者の経歴に説得力がなければ
読者は不安になります。
本を書くに足る理由がない著者の本など、
まず存在しないといってよいでしょう。
ゆえに奥付の著者プロフィールを見るのは、
企画書作成時のよい参考になると思います。
ただ、再三ですが、読者に伝える前に、
編集者に、あなたがその本を書くのに
十分な人物であることを伝えなければなりません。