誓い | 林竜太郎税理士事務所スタッフのブログ

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川越の林竜太郎税理士事務所のスタッフが、
毎日交代で、ちょっとまじめな税のお話からそうでもない話まで、
気まぐれにお送りします。

令和6年1月1日に発生しました「令和6年能登半島地震」及び関連する二次災害によって被害に遭われたすべての方々に心よりお見舞いを申し上げます。
また、被災地の皆様の安全と一日も早い復興、被災された皆様の生活が一日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。

普段、全くテレビは見ないのですが、毎年、元旦に必ず見ている番組があります。

別名、「埼玉の奇祭」とも呼ばれる、テレビ埼玉「埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」です。
今回は前述の地震が元旦に発生した影響で、オンエアは1/7になりました。
現存唯一の生演奏の歌番組です。視聴率は、なんとNHKのテレビ小説と同等レベルです。
ちなみに、YouTubeにて期間限定公開されていますので、是非チェックしてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=ZkSkTyvnKBM

政財界ということで、県内のトップ企業の代表者や、各市の市長、県議会の議長、県知事などが主な出場者です。
また、チャリティなので、出場者の皆様が募金をしています。
とても素晴らしいですが、放送不要と思われる現生をブチ込むシーンから撮影されています。
意図的な何かを感じます。

さて、今回は、その新春の風物詩の見どころを少しだけご紹介いたします。


第32回を迎える今回の舞台は、4年ぶりの大宮ソニックシティです。
その幕開けを飾るのは、東京ガス埼玉支社長です。
曲は、SEKAI NO OWARI「RPG」。
開幕早々、いきなり世界の終わりです。闇が深いです。
社員に対して「支社長はどんな方ですか?」と司会がインタビューしましたが、言ってはいけない回答をしてしまったようで、オンエアではそのシーンはカットされたとのことです。
この司会の方、わかってて聞いていますよね。悪い人です。


常連の(株)サイサンの社長が歌うのは、もちろん矢沢永吉。
衣装、ダンス、掛け声、コーラスなど、歌唱力以外は完璧です。
噂では、歌謡祭バックダンス担当採用枠があるとの話です。
県内屈指のトップランナーは、スケールが違いますね。

仕事よりヤザワ、会社よりヤザワ。そのブレないスタイル、尊敬に値します。
一応言っておきますと、ガスワンの社長さんです。


前半戦の最後は埼玉県議会議長です。
知ってました?議長になると歌謡祭強制参加という暗黙の埼玉ルールがあります。
埼玉県議会の責任を負うということは、こういうことです。
「昨年はどのような一年でしたか?」という問いかけに対し、

「埼玉カレーせいろを広めました」との回答。
県議会の存在意義とは何か、考えさせられます。


(株)コマームの会長の歌は、とても斬新でした。
聞き慣れない曲だなと思ったら、オリジナルのSDGsソングでした。
本人は「それっ!」「ハッ!」など掛け声だけで、全て息子に歌わせていました。
2回目の出場にして数々の荒業と縦横無尽なスタイル、新人王最有力候補です。
奇祭に相応しいナンバーでした。


お待ちかねの桶川市長、愛称は「オノカツ」さんです。
今回は、美空ひばり「川の流れのように」で、伝説の「不死鳥コンサート」の再現です。
ご本人も数年前に脳出血で倒れて以来、リハビリを重ねて公務に復帰し、

歌謡祭にも帰って来られた方です。
まさに令和の美空ひばり、埼玉の美空ひばりです。
しかし、そのひばりの概念を覆し、イメージの遥か斜め上を行く圧巻のステージでした。
清らかな川の流れというより、まるで淀んだ水溜りのような、ある種の深淵を覗き込んでしまったかのような錯覚さえ起こしました。
歌唱の途中で1オクターブを何度も変えるというテクニックで歌謡界の常識を打ち破り、

会場は最高潮に達していました。
最後に、バックダンサーを努めた桶川高校の生徒たちに「どんな市長ですか?」と訪ねたところ、全員市外の生徒だったので、誰も何も答えられないという放送できないシーンもあったとのことです。司会者の悪い癖です。

終盤には、数々のレジェンド達が登場します。
イントロ途中でのフライングシンガー、ケアハウス和みの里理事長。
埼玉の石原裕次郎、馬車道名誉会長。
チャリティであることを思い出させてくれる、さいたま市長。
第1回から出場記録更新中の女帝、清水園社長。
フィナーレは、2019年の埼玉県知事選挙の際、“歌謡祭予選”とハッシュタグをつけ、 伝説の「歌謡祭に出させてください」の名ツイートで見事当選した埼玉県知事。

非常に見ごたえのある数々のステージ、こんなに心から愉快になれる番組は他にありません。
一歩間違えれば、2時間ノンストップで放送事故みたいな番組です。
しかし、これを見ないと、もはや年を越したという感覚が生まれません。

例年、11月下旬~12月初旬あたりに収録が行われているようですので、今年は観覧希望を出そうと思います。
宝くじに匹敵するほどの当選確率との噂ですが、もしプラチナチケットをゲットできましたら、また報告することを、ここに誓います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

かねこ

 

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