$林 英夫のNEWSな日々-菊池市地域通貨みなさんは「地域通貨」をご存知ですか。地域経済やコミュニティの活性化をめざして、ある特定の地域だけで発行される“通貨”です。流通面などまだまだ多くの課題を抱えていますが、熊本・菊池市では「一会(いちえ)」を発行しています。

神戸市会・大都市税財制特別委では自治体の税財政制度について審査する特別委員会で、25、26日に「地域通貨」発行の実態と、さらには自治体独自で課税する「環境税」について調査するため熊本・菊池市と福岡・太宰府市を訪問します。林もこの委員会のメンバーですので同行します。

菊池市の「一会」は平成17年に新・菊池市の誕生にあわせて住民の相互交流や、地産地消推進、地域経済の活性化をめざして発行されました。発行額は1億5000万円分、5000円で5500円分が使える“プレミアムチケット”です。実施から約4年、その課題などを調査します。

$林 英夫のNEWSな日々-大宰府また福岡の太宰府市では、大宰府天満宮を中心にした歴史や文化を守るため市税として「歴史と文化の環境税」を平成14年に創設。大宰府天満宮周辺の有料駐車場を利用するバスやマイカーなどに100円から500円を課税しています。駐車場経営者から強い反対があったようですが、何とか継続しています。

クルマで観光に来るひとに“課税”しようとしたところがポイントですが、これから地域主権の時代を迎えて、どの自治体も財源確保が最重要課題です。問題点などを調査してきます。

大宰府と言えば「受験の神様」。

ちょうど入学試験や、入社試験の時期でもあります。

昨春の大宰府の映像がみつかりました。“映像参拝”してください。