『愛の福の神まさみちです』
愛の福の神のような存在でありたいっていう思いがね、心底から湧いてくるもんだからね、
『愛の福の神』って言ってるけどね、
おっちょこちょいで、子どもっぽい
愉快な『愛の福の神』なのです…あは。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
あのね、
ぼくってね、
植物のお世話が壊滅的に苦手なの…。
可愛らしい鉢植えを買ってきてもね、
すぐに枯らしちゃうのよ…涙
母親は生け花の先生をやっていたんだけどね、
ぼくにはそのDNAは受け継がれなかったのよね…。
そんなぼくはね、
花の世話ができる人がね、
ものすごく羨ましいの。
昔ね、
たくさんの子がね、
教室に花を持ってきてくれたの。
家の人がね、
庭の花を切って子どもに持たせてくれるの。
ぼくは花が大好きなの。
世話ができないのにね…あは…汗
教室や教卓に花があるってね、
教室の空気が華やいで気持ちがいいよね。
でも、ぼくは世話が苦手だからね、
子どもたちに助けを求めたの。
子どもたちはね、
花係って係をつくってくれてね、
教室の花の面倒を見てくれることになったの。
でもね、
休み時間になるとね、
子どもたちとぼくは、パァーっとグランドに飛び出して行っちゃうの。
当然花係の子も一緒に遊んでるの。
さすがぼくの教え子たちだ…あははは。
こりゃあ花もすぐ枯れてしまうわ…。
ところがね、
花は毎日きれいに咲いたまま長持ちしてるの。
「きみたちが持ってきてくれるお花は、生命エネルギーにあふれているんだねぇ~。」
ってぼくは感心していたんだよねぇ…。
ある時にね、
その理由がわかったの。
なんとね、
寡黙なJちゃんっていう女の子がね、
毎日水を取り替えてくれていたの。
「先生、Jちゃんが花の水を取り替えてくれていたのを知らなかったんですか?」
って子どもたちに言われた…。
子どもたちはね、
休み時間に何かを取りに教室に戻った時に目にしていたんだね、
Jちゃんが花の世話をしているところを。
ぼくはと言えば…
全くわからなかったの。
うわぁ~~~!
そうだったのかぁ~~~!!
Jちゃん、あなたが世話をしてくれていたのかぁ~!!!
全然気づかなくてごめんよぉ~泣き
ぼくったらね、
何にも知らなくてね…
世話をしなくてもきれいなまま咲いてる花の種類があるのかと思っていたの…。
子どもたちはすごかった。
「先生、Jちゃんはね、ただ大人しいだけの人じゃあないんですよ。」
うっぎゃぁ~!はい!わかりました~!
はい、ホントそうですね。
ものすごくよくわかりました!!
Jちゃんのすごさも、
そのJちゃんを認めてるあなたたちのすごさも、
ぼくは痛いほどよくわかりました!!!
大学を卒業したての若造先生は
子どもたちにいっぱい教えてもらったり助けてもらったりしていたの。
子どもたちに育ててもらったんだなぁって思うの。
今振り返ってみても、
子どもたちには感謝しかありません。
教え子がやってる食堂(食事処 北海)で教え子とツーショット…あは。
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「愛の福の神」なんて言ってるまさみちって人間はこんな人です。がっかりしちゃうかな…汗