こんにちは。
 
 
 
家電量販店に行って買い物をしたら、景品交換の券をもらった。
 
 
 
ひもを選んで引っ張る、くじ引きタイプの景品だった。
 
 
 
関白さんに引いてもらったら、紙飛行機を作るキットだった
 
 
 
『いらんわ、返しとくわ‼』
と関白さんが返品したら、お店の人がこう言った。
 
 
 
『お子さんにどうぞ』
 
 
 
『おらん!』
 
 
 
『では、お孫さんへいかがですか?』
 
 
 
『もういらんゆーとんやからええやろが』
 
 
 
景品を店員さんに返して、私たちは無言で駐車場へ向かうエレベーターに乗った。
 
 
 
乗った途端関白さんに火が付いた。(予想通りすぎる(笑)ていうか今?)
 
 
 
 
『おい、久しぶりになんかさみしい思うたけどのぉ、よー考えたら違うがな。 子供おらんゆーとんのにあいつ今度は孫言うたぞ!子供おらんのに孫がおるわけなかろーが!ふざけやがって!!』
 
 
 
【超訳】
なあ、君。つかぬことを言い出すんだがいいかい?
さっきの店員さんが言っていたことを今じっくり考えてみたんだが、つまり、その、あれかい?私たち夫婦に彼は子供がいないことを理解したうえで、それなら孫ならいるかもと考えたのかい?
今からすぐに売り場に戻って彼にその考察は根底から間違っていると教えてあげたほうがいいんじゃないだろうか。それとも子供がいない夫婦に孫がいるっていうような事実が、存在するのかい?僕が混乱しているだけなのだろうか。
 
 
 
 
駐車場階に着いたので、関白さんの腰あたりのTシャツの生地をガッと引っ張って連れ出した。
 
 
 
『もういいから。そんなことで血圧上げるのあほらしいよ。暑っ!ほら、ジュース買う?』
 
 
 
『お?おう!メロンクリームソーダ!』
 
 
 
かわいい。
男子小学生か!笑
 
 
 
 
紙飛行機を返した代わりにもらったティッシュ。
最初からこれを選べるシステムだったらよかったのに(笑)
 
 
 
 

 
 
 
子供のこと聞かれることも少なくなったと思ったら次は孫ねー。なるほど。苦笑
 
 
 
今回は暴れん坊将軍の関白さんをなだめることに注力したけど、本心は関白さんに同意。
『子なしなんだから孫もなし!おるわけないし。ばかばかばーか!』
 
 
 
そう心の中でずっと言ってた。
助手席でメロンクリームソーダをちょっともらって、関白さんに夕飯の相談しながらもずっと。
 
 
 
 
私たちはこんなふうに暮らしていく。
 
 
 
 
 
 
 
 
『ねー、これわたし?』
 
 
 
 
ちがうね。
 
 
 
 
 
それはそうと、わたくしついに念願のホルモン補充療法(HRT)を始めたんです!
 
 
 
急激に低下したエストロゲンを薬で補充していく治療です。
 
 
 
これからどんどん女性らしくなっていったらすみません(誰に対して?)
峰不二子みたいになったらどうしよう。
 
 
 
あの連続して起こるホットフラシュから解放されると思うだけでハッピーで、一人でニチャニチャニヤニヤしています。
肩にタオルをぶら下げなくていい生活に戻れるなんて!
 
 
 
 
みなさんはどうですか。
 
 
 
 
とにかく暑いですので、熱中症対策しましょう。
 
 
 
 
ではまた!