デフレを越してついに、スタグフレーションに突入した日本ですが、

値段が上げることを避けてどんどん商品の大きさを小さくしていくメーカーと消費者のいたちごっこ。実質値上げで、完全にモノの値段は上昇しています。

 

スタグフレーションとは、景気が後退していく中でインフレーション(インフレ、物価上昇)が同時進行する現象のことをいいます。 この名称は、景気停滞を意味する「スタグネーション(Stagnation)」と「インフレーション(Iinflation)」を組み合わせた合成語です。

まぁ政府は未曽有の好景気と発表しているので世間の実情とはだいぶ差がありますが…。


そんな2018年が終わり、2019年はどうなる!?

 

2018年はシェアリングエコノミーのはじまりの年でしたが

来年2019年はさらに加速するでしょう。

 

来年ブームになるのは「定額制」です。


「家電で定額制、パナソニック参入 顧客つなぎ留め 」
パナソニックが家電を毎月一定の料金で利用できる定額制サービスに乗り出す。テレビで試験導入した仕組みの対象を早ければ2020年にも冷蔵庫など幅広い商品に拡大する。インターネット販売や量販店に流れる顧客を自社の販売網に呼び戻し、利用データを販促や製品開発に生かす狙いだ。「所有」から「利用」への流れが強まるなか、定額制は車や服、食品など幅広い分野に広がっている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3883330012122018000000/?n_cid=SNSTW001

POTLUCKは、月額料金として30日間有効のチケットを購入することで、様々な飲食店のランチがテイクアウトできるようになるサービスです。事前予約制で待ち時間がないため、「お昼はどこも混んでいてゆっくり過ごせない」というランチタイムの混雑から解放されます。

https://www.pot-luck.jp/


飲食業界に『定額制』の波 ラーメン1杯毎日食べられて月8500円の店も
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO34825580R30C18A8KNTP00/

 

といった定額制を家電から飲食まで幅広く導入する企業が出てきました。

ランチサービスでは定額にすると一食85円!!という破格の値段設定のところも。

さらに顧客の囲いコミもできるので、収益の安定化が図れるメリットもあります。

 

スタグフレーションの中、1年でも安く、を消費者が求める以上、定額化の波はどんどん進みそうですね!