「やっぱいいな」と、思える人がいることの幸せ

結城翔太様との秘め事

「もっと強くなって、お前の笑顔を守りたい。これ以上、泣かせたくないから…」【結城翔太様の物語】「約束」 「新枕」（前編） 「新枕」（後編） 「艶龍馬伝＃１」 「艶龍馬伝＃２」 「艶龍馬伝＃３」 「艶龍馬伝＃４」 「艶龍馬伝＃５」 「艶龍馬伝＃６」 「高杉晋作～鏡end後～」 『恋心』～想いはてなく、心はるかに～ 『温泉♪おんせぇぇん♪』（前編） 『温泉♪おんせぇぇん♪』（後編） 『Shouta Yuuki ＃１』 ＊龍馬＆翔太＊Boy's Talk＃１ 【信頼の背中】 『花咲く戯作の二律背反』 イベント作品＊尊皇攘夷の志士編＊（龍馬、翔太、古高、高杉）Boy's Talk＃１ 「お祭りの夜に…」プロローグ バレンタインデーの夜は…　＃１ バレンタインデーの夜は…　＃２ バレンタインデーの夜は…　＃３ バレンタインデーの夜は…　＃４ バレンタインデーの夜は…最終話 「思惑」＊晋作×龍馬×翔太＊ 『温泉♪おんせぇぇん♪』＊翔太×俊太郎編＊ 【慶喜×秋斉×土方×沖田×翔太×龍馬×高杉×古高】『君への恋文』 『温泉♪おんせぇぇん♪』 『温泉♪おんせぇぇん♪』後半戦第１部 『温泉♪おんせぇぇん♪』後半戦第２部 『艶百物語』プロローグ 『艶百物語』第１話 『艶百物語』第２話 『艶百物語』第３話 『艶百物語』第４話 『艶百物語』第５話 『艶百物語』第６話 『艶百物語』第７話 『艶百物語』最終夜 『花火大会行っちゃいましたっ。』

坂本龍馬様との秘め事

「青空を見ては、おまんの笑顔を思い出し…星空を見ては、可愛い寝顔を思い出すんじゃ」 【坂本龍馬様の物語】「艶龍馬伝＃１」 「艶龍馬伝＃２」 「艶龍馬伝＃３」 「艶龍馬伝＃４」 「艶龍馬伝＃５」 「艶龍馬伝＃６」 「艶龍馬伝＃７」 Ryouma Sakamoto # 1 Ryouma Sakamoto # 1-2 Ryouma Sakamoto # 1-3 【ぬくもり】 【恋心】～いつの日か～＊龍馬＆翔太＊Boy's Talk＃１ 【信頼の背中】 『花咲く戯作の二律背反』 イベント作品＊尊皇攘夷の志士編＊（龍馬、翔太、古高、高杉）Boy's Talk＃１ 「お祭りの夜に…」プロローグ バレンタインデーの夜は…　＃１ バレンタインデーの夜は…　＃２ バレンタインデーの夜は…　＃３ バレンタインデーの夜は…　＃４ バレンタインデーの夜は…最終話 「思惑」＊晋作×龍馬×翔太＊ 『温泉♪おんせぇぇん♪』＊翔太×俊太郎編＊ 【慶喜×秋斉×土方×沖田×翔太×龍馬×高杉×古高】『君への恋文』 『温泉♪おんせぇぇん♪』 『温泉♪おんせぇぇん♪』後半戦第１部 『温泉♪おんせぇぇん♪』後半戦第２部 『艶百物語』プロローグ 『艶百物語』第１話 『艶百物語』第２話 『艶百物語』第３話 『艶百物語』第４話 『艶百物語』第５話 『艶百物語』第６話 『艶百物語』第７話 『艶百物語』最終夜 『花火大会行っちゃいましたっ。』

藍屋秋斉様との秘め事

「これだけの器量や…もっと、自信持ち。それでも、辛いゆうんなら…わての胸貸すさかい」 【藍屋秋斉様の物語】「秘め事」 「秋斉さんとお祝い」 バレンタインデーの夜は…。藍屋秋斉編 Akinari Aiya #1 Akinari Aiya #1-2 Akinari Aiya #1-3 【恋心】～想いはてなく、心はるかに～ 『温泉♪おんせぇぇん♪（前編）』 『温泉♪おんせぇぇん♪（後編）』 「温泉♪おんせぇぇん♪（後編をリメイク編）」 【雪舞う夜に】＊慶喜＆秋斉＊「相思」 どちらがお好みどすか？慶喜or秋斉編」 「思惑」 「情欲」＊慶喜＆秋斉＆主人公＊ 『ふたつの想い』 「思惑」～氷の華～ ＊秋斉×俊太郎＊『あいらぶゆー』前編 『あいらぶゆー』後編 ＊幕府、新撰組編＊（慶喜、秋斉、土方、沖田）バレンタインデーの夜は…　＃１ 「お祭りの夜に…」プロローグ 『温泉♪おんせぇぇん♪』＊秋斉×沖田＊ 【慶喜×秋斉×土方×沖田×翔太×龍馬×高杉×古高】『君への恋文』 『温泉♪おんせぇぇん♪』 『温泉♪おんせぇぇん♪』後半戦第１部 『温泉♪おんせぇぇん♪』後半戦第２部 『艶百物語』プロローグ 『艶百物語』第１話 『艶百物語』第２話 『艶百物語』第３話 『艶百物語』第４話 『艶百物語』第５話 『艶百物語』第６話 『艶百物語』第７話 『艶百物語』最終夜 『花火大会行っちゃいましたっ。』

アメンバー限定記事徳川慶喜 1-3 Tuya girl

沖田総司様

＜艶が～る、二次小説＞今回も、沢山の投票をありがとうございました！またまた残念ながら…沖田さんを書くことが出来ませんでしたが…褌デートの続き、頑張らせて頂きますです！＊沖田総司様＊（1841票）「あなたとの一夜、楽しみにしていたのですが…どうやら、まだ先のようだ。私があなたをこの手で抱ける日は…」 Special thanks.てふてふあげは さん

土方歳三様

＜艶が～る、二次小説＞今回も、沢山の投票をありがとうございました！またいつか、素敵な土方様を書けるように…日々、精進して行きたいと思います。＊土方歳三様＊（450票）「しょうがねぇな、慶喜公には敵わんからな…」 Special thanks.てふてふあげは さん

結城翔太様

＜艶が～る、二次小説＞今回も、沢山の投票をありがとうございました！またいつか、素敵な翔太くんを書けるように…日々、精進して行きたいと思います。＊結城翔太様＊（51票）「とっておきの話をしたつもりだったんだけどな…でも、また楽しい話しような！」 Special thanks.てふてふあげは さん

徳川慶喜様

＜艶が～る、二次小説＞今回も、沢山の投票をありがとうございました！私なりにではありますが…艶っ艶な慶喜はんを書かせていただきますです！もうしばらく、お待ちください☆＊徳川慶喜様＊（2269票）「……お前を独り占めしてもいいんだよね？」 Special thanks.てふてふあげは さん

藍屋秋斉様

＜艶が～る、二次小説＞今回も、沢山の投票をありがとうございました！またいつか、素敵な秋斉様を書けるように…日々、精進して行きたいと思います。＊藍屋秋斉様＊（178票）「皆を集めた甲斐があったわ。あんさんの怖がる顔が見られたさかい…とても、かいらしい顔をな…」 Special thanks.てふてふあげは さん

高杉晋作様

＜艶が～る、二次小説＞今回も、沢山の投票をありがとうございました！またいつか、素敵な晋作様を書けるように…日々、精進して行きたいと思います。＊高杉晋作様＊（135票）「慶喜公に負けるとはな…心外だ。てっきり、俺を選ぶものと思っていたのだが…」 Special thanks.てふてふあげは さん

坂本龍馬様

＜艶が～る、二次小説＞今回も、沢山の投票をありがとうございました！またいつか、素敵な龍馬様を書けるように…日々、精進して行きたいと思います。＊坂本龍馬様＊（44票）「残念じゃ…おまんと一夜を過ごしたかったぜよ。一晩中、しょうえい話をしてのう！」 Special thanks. てふてふあげは さん

古高俊太郎様

＜艶が～る、二次小説＞今回も、沢山の投票をありがとうございました！またいつか、素敵な俊太郎様を書けるように…日々、精進して行きたいと思います。＊古高俊太郎様＊（191票）「慶喜公を選ばらはるとは…せやけど、まだ諦めておまへんえ。あんさんのその微笑みを…わてだけのものにするまでは…」 Special thanks. てふてふあげは さん

艶物語「十六夜の月」第３話　＊沖田総司編＊

＜艶が～る、妄想小説＞艶物語　「十六夜の月」　第３話　いよいよ…歴史的にも有名な池田屋事件へ…。今回から、ちいとばかし…切なくなります資料を基に、池田屋事件をかなり忠実に描いてみました…。（お話の中に斬り合うシーンが出てきますご注意ください）私なりの沖田さんと主人公とのお話…。また良かったら、読んでやってくださいませ…。「十六夜の月」　第１話 「十六夜の月」　第２話 ＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊それから、渋る土方さんに声をかけ、三人で投扇興をして楽しんだ。沖田さんのはしゃぎっぷりに土方さんは、やれやれというような顔をして見ていたが、私はそんな二人を交互に見ながら、いつまでもこんな平和な時が続けばいい…そんな風に思っていた。「そろそろ帰るぞ…」「えっ…もう、そんな頃合いですか…」沖田さんは、土方さんを見ながら残念そうに呟いた。楽しい時間はあっという間に過ぎていくものだけれど、沖田さんとの時間は特に早く感じられる。帰り支度をし始める二人を見ながらふと、寂しさで心が揺らいだ。そして、二人を揚屋の玄関先まで見送ると、寂しそうに俯く私に沖田さんは声をかけてくれる。「今夜も、楽しかったです。また、いつか会いに来ますね」「私のほうこそ、楽しかったです…次、会える日を楽しみにしています」「……総司」照れながら俯く私たちを見ながら、土方さんがポツリと呟いた。「この際だ、抱いてやれ」「えっ？！」「次はいつ来られるか分からねぇからな…」突然の土方さんの言葉に、沖田さんは一瞬、ぎょっとして私を見やる。土方さんはそんな私たちを見ながら、ふっと笑うと、踵を返し大門のほうへ歩き出した。「……ひ、土方さん…ちょっと…」彼は、去って行く土方さんに声をかけようとして口ごもると、また私を見て俯いた。私も、そんな彼の困った顔を見つめ俯くことしか出来ずにいる…。そんな中、先に口を開いたのは彼からだった…。「あ、あの……春香さん…」「はい…何でしょう？」「いえ、やっぱり何でもありません…」「あの、沖田さん…」照れて苦笑する彼の手を、私は思いきってそっと握り締めた。この温かい手、爽やかな笑顔…。本当は、いつも傍で彼を感じていたい。そんな気持ちでいっぱいになっていく…。「なるべく早く会いに来てくださいね…私、ずっと待ってます」「春香さん…」「だから、その時までお気をつけて…」そう言って微笑むと、彼の温かい手が私の手を包み込み、そっと抱き寄せられる。一瞬のことに、私は戸惑いの声を漏らしたが、すぐに彼の温かい腕の中にすっぽりとおさまると、ふわっとした安心感でいっぱいになった。「……もう少しだけ…こうしていても良いですか？」耳元で囁かれ、心臓が大きく跳ねた。彼の温もりと、優しい囁きに胸をドキドキさせながらも広い胸に寄り添う…。このまま…時が止まってしまえばいいのに……。そんな風に思っていた時だった。大門が閉まる刻になり、私たちは名残惜しげにお互いの身体をゆっくりと離すと、また照れくさそうに微笑み合う。「じゃ、また…」彼は一礼すると、後ろ髪を揺らしながらこちらに背を向け歩き出した。消えかかった提灯と、月明かりに照らされながら、私は彼の姿が見えなくなるまで見送ったのだった。それから、三ヶ月の時が流れ…季節は初夏を迎えた。会えない日々が続き、彼に会いたい気持ちは日増しに募っていく…。（……沖田さん、元気かな…）いつものようにお座敷に出る準備をし、置屋から揚屋へと歩いている途中、ふと空を見上げると、そこには三日月と一番星が並んで輝いていた。 「綺麗な三日月…」私は足を止め、三日月と一番星を交互に見上げながら彼のことを考える…。（沖田さんも、この夜空を見上げているかも…）せめて、彼と同じものを見ることが出来たら…。でもきっと、沖田さんも、土方さんも、他の隊士の方々もきっとお仕事が忙しいのだろう…。そう思うようにして今夜も、彼への想いをしまい込み笑顔でお座敷へと急いだのだった。一方、その頃。治安維持組織である新撰組は、徳川慶喜率いる京都守護職の元、洛陽動乱（池田屋事件）に備え万全を期すと共に、英気を養っていた。そして、その数日後の六月五日。新撰組は、長州藩や土佐藩などの尊皇攘夷志士たちが集う池田屋に襲撃をかけようとしていた。他の隊士たちも、それぞれが散り散りになって近藤さんの襲撃合図を待ち、長州藩士や土佐藩士らが頻繁に出入りしていた丹虎（四国屋）方面を探索し廻っていた土方さん達もまた、その役割を果たすために命がけで動いていた。「いいか、決して怯むな」三条通入り口付近を固めていた永倉さんが隊士たちに声をかける。その中には、沖田さんと藤堂さんの姿もあった。「総司、無理はするなよ」「……大丈夫ですよ」藤堂さんに声をかけられ、沖田さんは笑顔で答えると刀の鞘に手を置き近藤さんの合図を待っていた。そして、裏庭から戻った近藤さんと共に、彼らは一番に池田屋へと乗り込んで行ったのだった…。まず、中に入ってすぐに池田屋主人と出くわした。会合に遅れて来た客人だと思い込んでいた池田屋主人は、鎖帷子に身を固めた彼らを見て驚愕し、うろたえながらとっさに裏階段を上りだした。その狼狽ぶりを見た近藤さんは、ここには何かあると判断してすぐに三人に声をかける。「まずは上だ…」そう呟いた近藤さんの横で、沖田さんは軽く咳き込み始める。「ゴホッ…ゴホッ…」「大丈夫か？辛そうだぞ…」永倉さんの心配そうな顔を見つめながら、沖田さんは、大丈夫ですから…と、また微笑んで見せた。「お前達は、ここで待機だ。総司は俺と一緒に来い」「はい」すぐさま裏階段を上がって行く近藤さんの後ろを、沖田さんも追いかける。そして、二階の部屋へと突入すると、近藤さんが大声を張り上げた。「御用改めである。手向かいいたすと容赦なく斬り捨てる！」突然の登場に、その場にいた浪士たちは狼狽したが、２０人近くいた浪士の中の一人が沖田さんに刀を向けて切りかかってきた。けれど、浪士が切りかかるよりも先に、彼は一刀で瞬時に切り捨てる。「くそぉぉお！」それが引き金となり、戦端が開かれた。他の浪士たちが刀を抜き払い向かってくるが、一人二人と斬り払っていく。「総司、ここは頼んだぞ！」「はい！」二階を沖田さんに任せた近藤さんは、一階へ足を運ぶと一番奥の大広間へ行き襖を勢い良く開いた。「御用改めである、手向かい致すと容赦なく斬り捨てるからそう思え！」かん高い声でそう叫ぶと、一人二人と切り捨てる。二階より多い浪士の数にも怯まず、彼は大声を張り上げながら切り結んでいく。「始まったな…」男達の声は、裏庭で控えていた原田さん率いる隊士たちの耳にも入り、それが合図かのように屋敷内へと入り込んでいくと、屋敷内の明かりを一斉に消していった。暗がりの中、一階の中庭では藤堂さんが、そして、土間付近では永倉さんが戸外や表口へ逃げようとする浪士たちを次々と斬り捨てていた。「でぇあああ！」藤堂さんが威勢の良い声を出して切り結んでいた時、ほんの少しの油断からなのか、額を斬られよろよろと後ろに倒れ込んだ。「平助！」倒れ込んだ藤堂さんを庇いながら、永倉さんは鬼のような形相でその浪士を切り捨てる。「平助！大丈夫か！？」「……ああ、すげぇ血で前が見えねぇけどな…お前こそ…その指、大丈夫か…」「えっ？」永倉さんは、苦痛に眉を顰めている藤堂さんを心配しつつも、敵と切り結んでいた際に負傷した自分の指を見つめて、「気がつかなかったぜ…」と、呟いた。そこへ、裏庭付近にいた原田さんたちが応戦し、二人を見守りながら浪士たちと切り結ぶ。「おい、お前ら大丈夫か？！」「……ああ…まだ死ぬ…訳には…いかねぇよ…」原田さんの問いかけに、藤堂さんは苦笑しながら答えた。そして、原田さんは二人の傷跡を交互に見やると、永倉さんに近藤さんの居場所を尋ねる。「で、近藤さんは？」「大広間だ！」「新八、平助は頼んだぜ」「ああ、佐之も気をつけろよ！」藤堂さんの額の傷は深く、流血も酷かった為、永倉さんと共に一時離脱することになり、原田さんたちは近藤さんの元へと急いだ。そして、二階で一人浪士たちを相手にしていた沖田さんは、天井の低さに阻まれながらも一心不乱に戦っていた。壬生の狼、沖田…と、言いながら逃げていく浪士が多い中、残った五人の浪士たちは彼と対峙している。そのうち、浪士の一人が彼に斬りかかるが、剣術においては天才的と言われている彼の前では歯が立たず、瞬時に切り捨てられた。そして、残りの四人にも同じように斬りかかろうとしたその時だった…。「うっ……」彼は苦しそうな声を漏らし、激しく咳込むと、息も絶え絶えになりながら自分が斬り捨てた浪士の上に倒れ込んだ。「ゴホッ…ゴホッ…うっ…」「い、今のうちだ…逃げるぞ…」一人の浪士がそう呟くと、すでに戦意を喪失させていた他の浪士たちも、その場を逃げるように立ち去っていく。「ま、待てっ…」虚ろな目で彼は必死に起き上がろうとしたが、息が出来ないほどの苦しさにその場を動けずにいた。「はぁ…はぁ…くっ……息が…」丁度その頃、土方さん率いる隊が池田屋の入り口付近に到着していた。「いくぞ…」土方さんの一声で、他の隊士たちは一斉に一階を目指して走り込むと、孤軍奮闘していた近藤さんたちを加勢し、応戦した。【４話へつづく】～あとがき～私なりに、池田屋事件を調べて想像して書いてみました歴史にそって書いていくと、どう描いても同じ展開になっちゃいますが調べながら書いてたら、ものすごく楽しかったです…次回から切なくなっちまいます…。ここから先はもう、完全なる私のオリジナル妄想話に…かなり切なくなるんですけど…。また良かったら、遊びにきてくださいませ今回も、読んでくださってありがとうございました

アメンバー限定記事お知らせです☆(≧∀≦)ノ

高杉晋作×伊勢谷友介

伊勢谷友介さん 福山龍馬の龍馬伝の時、彼が高杉晋作を演じましたよねアラフォーだと聞きましたがっっ！かっこいいっす（笑） 体も鍛えているみたいで、筋肉が凄かったっす（汗） ↑本物の高杉晋作の面影ありますよね♪艶がの高杉さんは、もっと大人っぽい雰囲気すからGacktも良いけど、伊勢谷さんもええわぁ

艶が～るの皆様へ　(ノ∀≦。)ノ

いつも、遊びに来てくださってありがとうございますト書き説明がもう少し上手く書ければ…。そんな風に思いながら毎日少しずつ、旦那はん達と主人公ちゃんの秘め事を書き続け…。もう、４ヶ月が経ったでしょうか…。小説は読んだことはあっても、書いたことが無かったのですが艶の世界に魅せられて、続けてきた結果…。すこしは成長してきたかな…なんて、思ったりしてそれに、ネット上とはいえ、いろんな艶が～る達と知り合うことが出来て本当に嬉しく思います艶が～るの小説を書かれている方のところにもお邪魔して、読むのも大好きですし素敵なイラストを描かれている方も沢山いますよね本編は、まだ…。沖田さん、花エンド。土方さん、水エンド、花エンド。翔太くん、水エンド。慶喜さん、花エンド。秋斉さん、花エンド。龍馬さん、花エンド。高杉さん、花エンド。俊太郎様、花エンドのみなので…。イベよりも、本編を読み進めたいと思ってますこれからも、それぞれの旦那はん方との秘め事…。マッタリではありますが…書いていきたいと思いますのでよろしければ、また遊びにきてくださいませあ、あとですね、艶シーンが濃いぃ場合は、アメンバー記事限定で書かせていただいてますので、もしも気になる方は、お手数ですが…申請をお願い致します色気が無い私が書く艶小説なので、たいしたことは無いと思われますが（笑）＜今回のご紹介＞艶が～るの妄想小説を書かれている艶な作者様の一人！もう、ご存知かと思われますが☆彩佳のイケナイ艶が～る妄想小説☆幕末志士との恋唄　http://ameblo.jp/ayaya-sakurai/原作よりも、素敵な物語を読むことができます！ぜひ、ご存知ない方は遊びに行ってみてください！( *´艸｀)

坂本龍馬 #1 Tuya girl.

＜艶が～る、妄想小説＞Tuya girl. if you want to meet me. Ryouma #1今回は、もしも、龍馬さんと船で航海して、霧島温泉に行ったら…。龍馬さんといえば、やっぱり海という設定とあと、龍馬さん本編後半に出てくる艶シーンの続きを！との声を受けて書いてみましたまだまだ下手っぴですが…ほにほに少しでも、感じて貰えると嬉しいです…。今回の友情出演は、高杉様どす＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊もしも、龍馬さんと航海の旅に出たら…。「やっぱり、海はえいのう！」太陽の日差しを手で遮るようにして、龍馬さんは海の向こうを眺めている。私はその横で、彼の眩しそうな顔を見上げていた。 「潮風が心地良いですね…」「海を見ちゅうと、元気が出てくるちや」そういいながら、彼はこちらを見るとニカッと微笑んだ。忙しく日本中を駆け巡る龍馬さんだが、今日だけは私の我儘に付き合ってくれたのだった。龍馬さんがお座敷に遊びに来てくれたあの日、航海話を聞いた私は無性に海へ行ってみたくなり…思いきって彼にお願いをしていたのだ。「ん？海が見たいがか？」「はい、龍馬さんと一緒に大きな海を見に行きたいです…」「ほうか、ほなら今度一緒に海を見に行くぜよ！」その夜から、約三週間ほど経った今日。私は、秋斉さんに１日だけお休みをいただき、龍馬さんと一緒に神戸港へと足を運んでいた。「おお、艦がやってきたちや」「……うわ、あれは？」「乙丑丸じゃ」「えっ、乙丑丸って…まさか、あの乙丑丸ですか？」 乙丑丸は、高杉さん率いる長州藩が軍艦として使用している艦だということを、以前、龍馬さんから聞いたことがあったが、どうしてその軍艦がここに着港したのかを尋ねると、彼はにこにこしながら答えてくれた。「おまんを連れて行きたい場所があるき、高杉に頼んで艦を貸して貰うことにしたちや」「高杉さんに？」この時代は、まだ徳川幕府が外国への渡航禁止令や貿易禁止令を出していた為、大型船の建造は禁止されていた。だから、龍馬さんは長州藩士である高杉さんに書状を出し、乙丑丸を出して貰うように手配してくれたのだった。「○○、緊張しゆうがか？」「少しだけ…こういう船に乗った経験があまりないので…」私たちが船に近寄ったその時、甲板にいた高杉さんがこちらに声をかけてきた。「二人とも、久しぶりだな」龍馬さんは、それに答えるように大きく手を振る。「おお！おんしも元気にしちょったか？」「書状を貰って唖然としたがな…」「すまんちや…船はこれしか思い浮かばんかったき…」下関にいた高杉さんは、龍馬さんからの書状を受けて、快く引き受けてくれたらしい。それから私は、高杉さんに手を差し伸べて貰いながらなんとか船に乗ると、その後から龍馬さんが乗り込んだ。「すみません…まさか、乙丑丸で行くことになるとは思わなかったんですけど…」「ま、お前の頼みだ。今回限りだが、使ってくれ」そういうと、高杉さんは私に微笑んだ。「高杉、おまんはこれからどうするんじゃ？」「これから、京で東久世（ひがしくぜ）と会うことになっている」「ほうか、いよいよか…」「内乱も覚悟の上だ。ま、やってやるさ…」そんな二人の会話を静かに聞きながら、私は船の甲板を見つめていた。この時代の船にしては、とても大きくて、しっかりと造られている。この船で龍馬さんや高杉さん達がいろんな場所へ航海したのかと思うと、感慨深いものがあった。「それじゃ、気をつけてな」高杉さんが船から飛び降りると、龍馬さんは、「おんしもな」と声をかけた。「今日は波が荒いから、いつも以上に気をつけろよ」そう言うと、高杉さんは踵を返しその場を去っていった。その彼の後ろ姿を見送ると、龍馬さんは操舵輪を握り締め、舵を取り船を動かし始める。「それじゃ、行くぜよ！」こうして私達は、乙丑丸でちょっとした二人旅をすることになったのだった。「こいつの舵を取るのは久しぶりやき、わしもちくと緊張してきたちや…」「ふふ、でも…格好いいですよ」「ほうか、○○もやってみるか？」彼に促され、私も少しだけ舵を取らせて貰うことにした。彼の前に立つと、背後から龍馬さんの大きな手が私の両手を包み込む。「……っ……」「役得というやつじゃな。おまんの柔らかい手を握れるのやき…」「龍馬さん…」「この広い海の上に、おまんと二人きり…何でもし放題じゃ」彼は、私に操舵輪を握らせたまま、背後から私の胸元をそっと抱きしめてきた。「あ、りょ…龍馬さん！」「……おまんは、こうされるのが嫌か？」耳元で囁かれ、普段とは違う彼の甘い声に思わず肩を竦める。「嫌じゃないですけど、手を離さないで下さい…」「おお？手を握っていたほうがえいがか？」「龍馬さん、わざと言ってます？怖いから手を離さないでくださいよぉ…」彼は、そんな私の顔を後ろから覗きこむと、大笑いしながらまた操舵輪を回し始めた。「ははは、すまんちや。おまんと二人きりで船旅らぁて初めてやき、はしゃぎ過ぎてしもうた」チラッと後ろを振り返ると、彼の笑顔がそこにある。ずっと、ずっと思い描いていた私の願いが、また一つ叶った瞬間だった。どれくらいの時が流れただろうか…。夕焼けが、空をオレンジ色に染め始めた頃。私達は、とある港に辿り着いた。「ここは、どこですか？」「薩摩じゃ、有名な温泉があってのう」「温泉が？」「おお、翔太や高杉たちとも何度か訪れたことがあるが、おまんとも一緒に来たかったちや」彼は、先に船から飛び降り係船（けいせん）させると、私に笑顔で手を差し伸べてきたが…彼の大きな手を握り締めながらも、私は怖くて躊躇ってしまう…。（……う、着物を捲らないと無理かもしれない…）「どうしたんじゃ？」「龍馬さん、怖いです…着物が邪魔して…」「それなら、わしが受けとめるき、思いきって飛ぶんじゃ」「え、でも…」「大丈夫、必ず受け止めるきに」私は、もう片方の手で少しだけ裾を捲り上げると、思いきって彼の胸に飛び込んだ。「なんちゃーなかったやろ？（何でも無かっただろう？）」彼は無事に私を受け止めると、そう言ってまたギュッと抱きしめてくれる。「さ、温泉に入りに行くぜよ！」「はい、楽しみですっ」それから、彼について行くと、とある温泉宿に辿り着いた。幕末時代にタイムスリップしてからというもの、温泉に入るのは初めてだったから、私は久しぶりの温泉に心が躍り始める。仲居さんに促されるまま部屋へと案内された私達は、一息つくとどちらからともなく声を掛け合う。「龍馬さん…」「○○…」お互いに顔を見合わせると、彼が照れながら私に囁いた。「先に入ってくるか？」「いえ、龍馬さんこそ…先にどうぞ」「それじゃ、先に行ってくるぜよ」そう言うと、彼は旅館で借りた手拭を肩からかけながら部屋を後にした。 一人残された私は、障子ごしに見える小さな庭先に出てふーっと一息ついた。こんなふうに龍馬さんと一緒に船に乗ったり、温泉に入りに来たりするなんてことは、なかなかあることでは無い。もしかしたら、最初で最後かもしれない…。翔太くんとお座敷へ遊びに来てくれるたびに、彼はいろんな話をしてくれて…。そのどれもが全て、日本の未来を考えてのことばかりだった。それに、私が悩んだり悲しんだりした時、すぐにそれを察知して心配してくれて…あの満面の笑顔と、優しい温もりで私を包んでくれるのだ。いつだったか、落ち込んでいた時…。温かい言葉をかけて、私を励ましてくれたことがあったっけ…。「人間は、失敗をする生き物じゃ。失敗をして落胆しゆう時もあるが、いつでも前を見据えて邁進していけばえいがよ。それに、人の世に道は一つということは無いちや！道は、百も千も万もある。失敗したらもう一度、挑戦すればえいだけやき」私はその言葉を聞いた時、どうしてこんなにも龍馬さんの笑顔に惹かれるのかが分かった気がした。そして、どんな時も前だけを向き、自分を信じて頑張っている龍馬さんは、本当に素敵な人だと思ったのだった。今までの龍馬さんとの思い出を思い浮かべていた時、背後から声がしてふと我に返る。「いいお湯だったちや！おまんも、早う入ってくるぜよ」「あ、はい！」「○○……」私が立とうとした瞬間、彼に腕を掴まれそっと抱きしめられた。「りょ、龍馬さん…」「……ずっと、こうしたかったちや」彼は、今までにない落ち着いた口調で低く囁くと、そっと私の身体を離し、またいつもの笑顔で言った。「朝までおまんと一緒にいられるんやき…」照れながら言う彼に微笑み返し、私も同じ気持ちであることを伝えると、仕度をして部屋を後にした。温泉までの距離を歩きながら、私はこの後の事を考え胸を高鳴らせる。彼の腕の中で、沢山の温もりを感じたい…。足取りは自然と早まって行った…。＜つづく＞～あとがき～この続きは、いずれアメンバー記事で書きたいって思います( *´艸｀)書きながら、龍馬さんの優しい人柄を再確認しましたちなみに、高杉さんとの会話で出てきた、東久世さんは、高杉さんが挙兵して立ち上げた、功山寺挙兵の一人だそうですちくと、名前だけ登場させちまいましたそして、乙丑丸は、いわずと知れた高杉さん率いる長州藩士たちが大金を出して造ったとされる軍艦ですなじつは、この船はユニオン号の事なのですが、長州藩士たちは「乙丑丸」と、呼んでいたそうですユニオン号に、乗って…龍馬さんと航海の旅に出たいものです今回も、読んで下さってありがとうございました

沖田総司 #1 Tuya girl.

＜艶が～る、妄想小説＞Tuya girl. if you want to meet me. Souji. #1今回は、もしも、沖田さんが旦那さんだったら…。現代ではなくて…幕末時代で祝言を挙げた…という設定です「沖田さんと新婚生活」、という案を受け、今回は幕末時代のまま挑戦祝言を迎え、二人の初夜での１シーンを書いてみました友情出演には、土方さんに（笑）ほんのちびっと出て貰いましたよかったら、想像力ＭＡＸにして読んでくださいませ＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊＊もしも、沖田さんと幕末時代で祝言を迎えたら…。＊「今日も何事もなく一日が終わりそう…」隊士の皆さんの洗濯物を庭に干し終わり、屯所内の縁側で一休みしていた時だった。「ただいま、戻りました」「お帰りなさい、沖田さん」 いつものように仕事を終え、戻ってきた彼を笑顔で迎える。壬生浪士組改め、新撰組と改名してから、彼も一番隊隊長として忙しい日々を送る中……。私達は昨日、念願の祝言を挙げることが出来たのだった。「……なんだか、まだ夢を見ているようです。○○さんが私の…奥さんだなんて」「夢じゃありませんよ……私はあなただけのものです」彼は私の隣に腰掛けると、こちらを見て微笑んだ。そんな彼の屈託のない笑顔に、私も微笑み返す。「沖田さん…」「あの、○○さん…これからは、名前で呼んでいただけませんか？」「……えっ？」彼は苦笑しながらそう呟いた。私は、戸惑いながらも彼を見上げながら、「総司…さん」と、言うと、彼は後頭部に手を当てながら、嬉しそうに微笑む。「じゃ、私のことも○○と、呼んでください」私もそうお願いすると、彼は少し節目がちに囁いた。「○○……」「はい、旦那様…」「……なんだかやっぱり…照れますね」そんなふうに二人で俯き合っていると、突然、真後ろの襖がすーっと開いた。「……おい、お前ら…」そこに立っていたのは、苦虫を噛み潰したような顔をした土方さんだった。私達は、その突然の登場に慌てると、ほんの少しだけ距離を置き、土方さんにしっかりと向き直る。「なっ！……土方さん、いつからそこに？」「お前が、「名前で呼んでください」と、言ったところからだ」「……立ち聞きなんて、武士らしくないですよ」土方さんの半ば呆れ果てたような顔を見上げながら、沖田さんが呟いた。「そういう会話は、自分達の部屋でやれ…ここにいる限り、どこで誰に聞かれるか分からんからな」ふっと鼻で笑うと、土方さんは部屋の中へと戻って行った。襖が閉まるのを見届けると、お互いの顔を見合わせ苦笑し合う。それから、彼は私の手の上にそっと手を重ねると、「この続きは、また今夜にでも…」と、言い残し、照れくさそうにその場を後にした。（……こ、今夜にでもって…）その大胆な一言が、私の頭の中をぐるぐると回り出す…。そして、思わず彼の腕の中で抱きしめられている自分を想像して、一人赤面した。それから、私は他の隊士の方々と夕飯の支度をし、全員で食事を済ませ、片付けをしてからすぐに部屋へと戻ると、二人分の布団を敷いた。（……今夜が初夜ってことになるのかな…）並んだ布団を見ながらそんなことを思っていると、紺色の浴衣を纏った沖田さんが、ゆっくりと部屋の中へ入って来た。「沖田さん、あ……総司さん」「ふふ、言い直さなくてもいいですよ」「……えっ…いや、あの…」彼は、戸惑う私をそっと抱き上げると、布団の敷いてある部屋へ行き、私を布団の上にそっと降ろす。虫の音一つ聞こえない静寂の中、私の緊張感はこれ以上ないほど高まっていった。「……私だけのものだ…」彼はそう言いながら、私の髪に優しく触れた。やがて、そのしなやかな手が、私の耳元を擽る度に肩を震わせる…。そして、彼は私の身体を横たえると、胸元に置いていた右手をそっと握り締め、ゆっくりとその端整な顔を近づけてくる。「……んっ…」思わず肩に力が入り目を瞑ると、すぐに彼の柔らかい唇が瞼の上に落ちてきた。（……えっ…）薄っすらと目を開けると、彼は泣き笑いのような表情でこちらを見つめていた。私の手を握り締める彼の手も、微かに震えている…。「もう、離したくない…何があろうと、私があなたを守る。だから…」そう言うと、今度は優しい口付けをくれた…。何度も何度も、繰り返し…彼の想いを受け止める。だから……。その言葉の続きを聞く代わりに、私は彼の大きな背中を抱きしめる。「……好きだ」彼が、私の耳元で囁いたその時、ゆらゆらと揺れていた行灯の火がふっと消えた…。暗がりの中、障子から漏れる月明かりだけに照らされ始める。微かに白く浮き上がった二人のシルエットは、いつまでも一つに重なっていた。続きはこちらです♪～あとがき～またまた読んで下さってありがとうございました沖田さんは、花エンドしか攻略していないのですが…。もしも結ばれたらどうなるのだろう？って思って書いちゃいましたいつか、現代版の新婚生活も書きたいところですが私のまったくの妄想なので、沖田さんのイメージが崩れていたらすみませんこの続きは、いつかアメンバー記事で書こうかな…とか思ってます慶喜さんや、秋斉さん、土方さんの続きも、絶対に艶シーン有りになるきまずは、リクも頂いたので、慶喜さんのイフの続き艶シーンに挑戦したいと妄想中です次は、龍馬さんと、俊太郎様、そして、龍馬さんと翔太くんと主人公が遊園地で…という設定もいただき、またまた妄想中ですつーか、私…沖田さん好きなんだな…きっと。( *´艸｀)そして、艶は新イベ＆新キャラ登場ですね！清春って…どんな人なのやら(ノ∀≦。)ノ

Toshi Hijikata ＃１

＜艶が～る、妄想小説＞Tuya girl. if you want to meet me. Toshizou. #1今回は、もしも、土方さんが会社の先輩だったら…。というような設定を受けて、書いてみました少しでも、土方さんを感じて貰えたら嬉しいのですけど土方さんとの１シーン。よかったら読んで下さいませ【Tochi Hijikata】＃１「もう、７時っと…」マイデスクの小さな時計が、18:59から19:00に変わるのを見つめていた。今日は、自分の２４回目の誕生日だというのに…仕事に追われ、薄暗い社内で一人残業中なのだ。（ふぅ……今夜中に片付くかな…）デスクの上に置いてあったチョコレートも底を尽き、ケーキの代わりにせめてコーヒーでも淹れに行こうとして立ち上がると、遠くから土方先輩がやってくるのが見えて思わず緊張の色を隠せないまま声をかける。「土方さん…」「やっぱり、まだいたか」上着を脱ぎ、白いワイシャツのネクタイを緩めながら、土方さんは少し離れた自分のデスクに腰掛け、ふぅーと、溜息をついた。「お前は、やることなすこと遅いからな」「…す、すみません」「謝る前に実行しろ」「は、はいっ」また残りの仕事を片付けようと、デスクに座り直して気付く。（あ、コーヒー飲もうと思ってたんだった…）「あの、コーヒー持ってこようと思うんですけど…先輩も飲みますか？」「頼む」「了解です」すぐに給湯室へ行き二人分のコーヒーを用意すると、土方さんのデスクにゆっくりと置いた。「…お待たせしました」「ああ…」（今日は、なんだかいつもよりも疲れているみたいだな…）そんなふうに思っていた時。土方さんはこちらの視線を受け、眉を顰めた。「まだ何か用か？」「あ、いえ。なんか、いつもよりもお疲れなのかな～なんて思って…」「…お前、それ本気で言ってるのか？」「えっ？」その厳しい顔つきに、私はふと思い出したくないことを思い出した。それは先日、とあるプレゼンの資料作りに追われていた時のこと。私が作成した記事に誤りがあり、それが原因で先方様に迷惑をかけてしまったのだった…。「あ……まさかあの件が尾を引いてたりするんでしょうか…」「その、まさかだ」いつもの呆れ顔を目にして、思いっきり頭を下げた。「ほんっとうにすみません！私のせいで、先輩に大変な思いをさせてしまって…」「…毎度のことだ。もう慣れた」（…うう、相変わらずギャフンとくるお言葉。このキマヅイ雰囲気、どうしよう）苦笑いしながらとりあえずマイデスクへと戻り、ＰＣに向かいながらもチラチラとあちらを気にかけた。長い沈黙に、緊張感だけが増していく。（何か話しかけたほうがいいのかな…それとも、このまま黙っていたほうがいいかな…）土方さんはコーヒーを飲み干し、はぁーと吐息を漏らすとこちらへ疲れたような視線を向けた。「で、あとどれくらいで終わるんだ？」「あ……えっと、えー……まだまだです…」苦笑したまま答えると、土方さんはまた溜息つきながら、「早く終わらせろ、待ってるから」と、言った。「えっ？待ってるって…」「今日はお前の誕生日だろ…」「えっ！？覚えていてくれたんですか？」「…まぁな」少し照れたような土方さんに驚愕の表情を向け、まさかと思いつつお祝いしてくれるつもりなのかを訪ねると、土方さんは再び溜息をつきながらこちらへ歩み寄り、「手伝うから早く終わらせろ」と、言って私の隣に腰掛けた。思いがけない言葉に勝手に胸をドキドキさせ、土方さんの息遣いを間近で感じながら猛スピードで仕事を片付け始めたのだった。　・　・　・　・それから、２時間後。なんとか仕事を片付けた私は、土方さんにお礼を言って帰り支度を整え始める。「あの、ところで…どうしてお祝いしてくれるんですか？」「…俺にそれを言わせるのか」（え、それって…）「えーっと、その…なんていうか…」「放っておけない。ただ、それだけだ」そういうと土方さんは自分のバッグを持ち、私に背を向けて歩き出した。その場に取り残された私は、その背中を見つめたまま佇むだけ。（今の言葉、素直に喜んでいいのかな…）遠くからの声に応え、急いで彼の元へと走り出す。私、今…嬉しすぎて不細工な顔してないかな…なんて思いながら。　【＃２へ続く】～あとがき～秋斉さんの他に、土方さんが！というお声が多かったので、今回は土方さんでいってみました土方さんのイメージが崩れていなければ良いのですがあと、私はオフィスでの経験が無いため、想像力が乏しいんですが土方さんは、会社の先輩とか、上司が良いって設定に惹かれ現代版は、もう、妄想だけですね( *´艸｀)次は、沖田さんと新婚生活とか、龍馬さんと海の上や無人島で生活！なんてぇのも考えてますあとは、俊太郎様のバーテンダーとかっていう設定もいただき、妄想は膨らみ続けます（笑）ああ、絵が描けたらなぁ…。載せられるのにぃ｡･ﾟ･(ﾉε｀)･ﾟ･｡

艶物語「十六夜の月」第２話　＊沖田総司編＊

【十六夜の月】第２話あの日から一週間が過ぎたある日の午後。 秋斉さんに頼まれてお使いに出かけた私は、久しぶりに町へと繰り出していた。すると、前から土方さんと沖田さんが並んで歩いて来るのが見え、私は二人に声をかける。「あ、土方さんに、沖田さん！」「春香さん！こんにちは。どこかへお出かけですか？」「あ、はい。秋斉さんにお使いを頼まれて…」私が笑顔で言うと、沖田さんの隣にいた土方さんがボソッと呟いた。「最近は、ここいらへんも物騒だからな。総司、お前が付いてってやれ」「え？」私と沖田さんがほぼ同時に返事をすると、土方さんはふっと鼻で笑いながら、「お前が付いてってやりゃ、安心だろうが」と、言って沖田さんの背中をバシッと叩いた。「痛っ…」「用が済んだらすぐに屯所へ戻れよ」土方さんは少し微笑みながら言うと、踵を返し片手を挙げて去って行った。「あ、あの……見回りの途中だったんですよね？」「ええ、そうだったんですけど…」「すみません、なんか気を使わせてしまったみたいで…」「いえ、そんなことはありません。さっき土方さんの言ったことは、本当ですからお供させていただきますよ……ご迷惑でなければ」そう言うと、彼は照れくさそうに頭を掻いた。迷惑どころか…ここで彼に出会えたこと、そしてなにより、一緒にいられる時間が出来たことに私は感謝していた。その後、彼に付き添われ無事に買い物を済ませると、私たちはまた来た道を歩き出す。「沖田さん…」「はい、何ですか？」「今日は、付き合ってくれて…ありがとうございました」私がお辞儀をしながら言うと、彼は「こんなことなら、いつでも」と、にこにこしながら言った。そして彼は、あ、そうだ！と、言うと懐に手を持っていって何かを探し始める。「どうしたのですか？」私の問いかけに彼は笑顔で、ちょっと待ってくださいね、と言いながらパッと手を取り出し、掌を私に差し出すと、そこには飴が二つ乗っていた。「これ、よかったらどうぞ」「あ、これ…三官飴ですね」「はい、今朝方、山南さんからいただいたのを思い出して…」「わぁ～、いただきます」沖田さんから貰えた喜びと、飴の美味しさに私はちょっぴり幸福な気持ちになった。なにより、横を歩く沖田さんの顔は、私以上に幸せそうだった。「この飴、美味しいでしょう？私の大好物なんですよ。疲れが一気に吹き飛びます」「ふふ、本当に幸せそうですね」目を細めながら飴を食べている彼を見て、くすくすと笑った。「あの、沖田さん…」「はい？」「沖田さんたちは、毎日誰かに命を狙われるような日々を送っていて、嫌になったりしませんか？」私は、普段聞けないようなことを思わず口走っていた。日頃、疑問に思っていたことなども、なぜか今なら聞けそうな気がして…。すると、彼は笑顔のまま答え始める。「嫌になることはありません。私は身も心も新撰組の為に捧げる覚悟ですし、隊の為になら、いつこの命が尽きようと後悔はありません」「沖田さん…」「でも、ただやられるなんてヘマをしないように、剣術だけは誰よりも頑張ってきたつもりですよ。それに、土方さんや近藤さんの傍で生きられることに誇りを感じています」私の知らない沖田さんを見てしまったような気がして、私は思わず俯いた。「…………」「春香さん？……どうかされましたか？」「え、いえ…なんでもないです！」「そうですか？顔が引きつって見えますけど…」本当は、彼と一緒に歩いているだけで幸せなはずなのに…。何となく気まずい雰囲気のまま、私達はいつの間にか大門の前に来ていた。「無事にお供が出来て良かった。では、私はこれで屯所に戻ります」「ありがとうございました…」彼が一礼して立ち去ろうとした時、私は思いきって声をかけた。「あの、沖田さん！……また遊びに来て下さいね」「……はい、その時はまたあなたとお座敷遊びに明け暮れたいものです」そう言って笑う彼は、いつもの彼だった…。「沖田さんには負けませんよ！」「あはは……その日が楽しみだ」彼はそう言うと、踵を返し背を向けて歩き出した。それから、二週間後。沖田さんは、土方さんと一緒にお座敷に遊びに来てくれたのだった。たった二週間会えなかっただけなのに…もう、一ヶ月くらい会っていないような感じがして……。私は久しぶりの再会に胸を高鳴らせた。「やっと、会いに来ることが出来ました。また春香さんとお座敷遊びが出来るかと思ったら、昨夜は眠れませんでしたよ」沖田さんが笑顔で言うと、隣にいた土方さんが鼻を鳴らした。「この、ガキが…」「だって、お座敷にきて楽しいことなんて今まで無かったし、春香さんと心置きなく遊べることが嬉しくて」屈託の無い笑顔は、いつも以上に楽しそうに見えた。「二十歳を過ぎた男のいう台詞か…」「男にって…もう、土方さんはそっちのことばかりだ…」二人の会話に自然と笑いがこみ上げ、私はくすくすと笑った。この二人の兄弟のような会話は、本当に楽しそうで…見ていてこちらまでほのぼのしてくるのだった。「おい、笑ってないで酌をしてくれ…」土方さんに言われ、私はくすくすと笑いながらもいつものようにお酌をした。「初めて会った時はどうなるかと思っていたが…だいぶ慣れてきたみたいだな」「え…そんなに頼りなく見えましたか…」「俺の着物にこぼすんじゃねぇかと、冷や冷やさせられた…」と言うと、土方さんはニヤリとした。「……そ、そんなに下手でしたか？」私が恥ずかしげに下を向くと、土方さんはお酒を飲み干し、またお猪口を差し出した。「下手なんてもんじゃなかったぞ…」「…………」恥ずかしさでいっぱいになりながらも、土方さんにお酌をする。「だが、最近のお前は違う…女っぽくなってきたな」言いながら、土方さんはまたぐいっとお酒を飲み干すと、今度は沖田さんが少しびっくりしたような顔で呟く。「へぇ…土方さんでも素直になることがあるんですね」確かに、土方さんはいつも辛口だけれど…褒められたことに対しては素直に嬉しくなり、思わず顔がほころんだ。「沖田さん、お酒は？」「じゃ、私も一杯だけいただきます」お猪口を差し出す彼にお酌をすると、彼は一気に飲み干した。その途端、勢いよく噎せ返り始める…。「ゴホッ、ゴホ…ゴホッ…」私が慌てて背中をさすると、彼は大丈夫だからと言いたげに手を上げた。そして、咳が治まってき始めてから、ふーっと何度も息を整える。「……す、すみません。ちょっと変な飲み方をしてしまいました…」「大丈夫ですか？」「ええ、大丈夫です。ただ噎せただけですから…さ、春香さん、今夜は何をして遊びましょうか？」私は少し心配しつつも、彼の好きな投扇興をしましょうと提案した。「いいですね…じゃ、今すぐやり…ま…」彼は言いかけて、またゴホゴホと咳をし始める。その乾いたような咳と、少しだが苦しそうな彼を見つめつつ、一瞬、私と土方さんは顔を見合わせた。「大丈夫か？総司…」「はい、大丈夫です…最近、咳が良く出るんですよね…」また軽く咳き込む彼の背中を摩りながら、私も心配げに尋ねる。「いつからですか？」「三週間くらい前から…でしょうか」「お医者様には、診ていただいたのですか？」「……いいえ。ただの風邪くらいで医者になんて罹れませんから」またいつもの微笑みを見せる彼に、私は真剣に訴える。「駄目ですよ…ちゃんと診て貰わないと。ただの風邪じゃなかったらどうするんですか？」「……すみません」沖田さんは少し俯き加減にそう呟くと、隣で土方さんが腕組みしながら言った。「やけに素直じゃねぇか…俺達の言うことも、これくらい聞いてくれると助かるんだがな」「何ですかそれ…それじゃまるで、私が利かん坊みたいじゃないですか…」やっと落ち着きを取り戻した沖田さんは、土方さんの方を向き唇を尖らせながら呟いた。私は、そんな二人を見つめつつ、投扇興が出来るように準備をし始める。「さぁ、今夜も負けませんよ」沖田さんは腕まくりしながらそう言うと、私ににこっと微笑んだ。私は、なぜかさっきの乾いた咳が気になりながらも、楽しい一夜を過ごして貰いたくて精一杯の笑顔を返した。【３話へつづく】