冒頭のセリフは
要するに『父親不在の家庭です』ということです。
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※ドラマ「半沢直樹」は
重要な仕事は男性が独占し、
専業主婦の妻がいる
つまり「ザ・昭和」な雰囲気。
渡辺の父は大手銀行で
不良債権問題に取り組んだ
「半沢直樹」でした。
【私は昭和52年生まれ】ですが
その私が物心がついた
昭和の終わりや平成初期を
思い出しながら
今日は執筆します。
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私の祖母が富山から出てきて
息子(私の父)が暮らす
関西にあった銀行の社宅に
遊びに来た際に
同じ社宅に暮らす
銀行員妻がのたまったセリフです。
当時を思い出すと
我が家の父も
朝7時前には家を出て
夜11時過ぎに帰るのが常。
まだ父の若いころは
週休2日制では
無かったし
『有給休暇を●日消化するぞ!』なんて
セリフを聞いたことも無かった。
父が家にいるのは
日曜日のみで
月曜日から土曜日までの激務から
その日曜日は
自宅で朝から晩まで寝ているのが常。
私の兄弟には男子も2人いますが
よくホームドラマであるような
男の子と父親が
キャッチボールをする…
そんなシーンとは
全く無縁の家庭でした。
子どものころは
外食もほとんどしなかった
記憶があります。
救いは
私が暮らした社宅はすべて
(何回か転勤に伴う引っ越しがあった)
いつも広い庭がついていて
子どもたちはそこで
兄弟や同じ社宅の子供たちと
思いっきり遊び回れたことです。
子どもの頃は
そんなに世界を知らないから
世の中には
日曜日にはキャッチボール
をしてくれる父親がいることも
また
元メジャーリーガーのイチローを
はじめとした
トップアスリートを育てた父親のような
毎晩仕事帰りには
我が子の鍛錬に付き合う父親が
いることも知らなかったので
他者と比較もしないから
「父親が遊んでくれない事」に
子どもの立場から
不満はありませんでした。
なので仕事に多忙すぎる
パパやママは
子どもに接する時間はわずかでも
そのわずかな時間に
ちゃんと子供と
コミュニケーションがあれば
大丈夫だよと
超多忙な親の元子供としては
思うのですが
・・・ただ
冒頭のセリフを吐き出した
妻に対しては
夫は気にしたほうがいいですよとは
言いたいです。
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