こんにちは。渡辺美香です。

 

突然ですが、

私は、

富山という北陸地方のいなか暮らしです。

 

 

とかく、いなかというと、

 

古い価値観に縛られて

女性が苦労するイメージが
クローズアップされがちですが

 

 

男性も同様にたいへんだという
エピソードを紹介したいと思います。

 

 

特に、富山、石川、福井という


北陸は「家制度」のしばりがきついイメージです。


 

その中で、

私の知人に1人、LGBT、

男性同性愛者のかたがいました。



 

彼はこの北陸の地で、

長男という立場で生を受け、



 

兄弟の中に男性は自分ひとり、



長男として


女性と結婚し、

 

子どもを授かり

 

 

一家を盛り立てていく責任と期待を

 


一身に背負う立場でした。

 

 

しかし、

 

 

それは、

 

彼には、どんなに努力しても

 

 

出来ないことでした。

 

 

 

詳細は、書けませんが、




けっきょく、

 

 

今、彼は、プレッシャーにつぶされ、


自立して生活できているとは、

言えない状態を生きています。

 

 

私は、そのZさん(仮のイニシャルです)


 

英語も良くできて

美術や音楽にも造詣が深くて



 

知的で上品なたたずまいがとても好きでした。


 

正直、「憧れ」の気持ちがありました。

 


 

 

Zさんが、今は、ある病院に入院していらっしゃる、



 

そして、社会復帰の見込みは、ないと

風のうわさにきいた時、

 



 

こんな田舎の少数派を受け入れない
風潮に負けたんだと、










私は、やるせなさを感じましたが、

 

 

心理学を学んだ今は、

 

 

 

 

いや、

 

いなかという環境よりも

 

その家庭環境かもしれない、

 






もっと言えば

 

Zさんの親御さんが




 

LGBTの彼を受け入れ、

愛し

okを出す

メッセージを彼に伝え、

 

励ましていたら




 

結果はちがっていたのかもしれないとも


思うようになりました。