高専生である僕が選んだ中二心を掴まれる理系単語を5個紹介します。
ラプラスの悪魔
この単語は
『もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、かつこれをデータ解析するだけの力があるとすれば、この知性にとっては、不確実なことは何もなくなりその目には未来も(過去も)全て見えているであろう。
というような意味です。
生活の中で未来を当てることができた時などに
「俺、ラプラスの魔女だから」
などと言ってみたいものです。
ダイクストラ・ショーテストパス・アルゴリズム
これは最短経路問題などを効率よく解くグラフ理論におけるアルゴリズムです。スタートノードからゴールノードまでの最短距離とその経路を求めることができます。
電車アプリを使っている時
「ダイクストラ・ショーテストパス・アルゴリズム動いてるわー」
って友達に言って
「えっ!それ何?」
と言わせたいですよね⁈
きっと友達は少なくなり厨二病が集まってきます
重量崩壊
太陽の8倍を超える質量の恒星はその命の最後の時、自らの重力に耐えきれなくなり(重量崩壊)
ポテンシャルエネルギーが解放されることで超新星爆発(スパーノヴァ)を起こします。
長距離走で疲れた後あなたは疲れから倒れ込みます。その時にともだちに
「大丈夫か?」
と聞かれたらこう答えましょう。
「大丈夫だ。俺の足は今重力崩壊を起こしている。もうすぐ、ポテンシャルエネルギーを放出するためスーパーノヴァを起こすから、お前は離れていろ。危ないぞ。」
その友達はその場で物理的に離れるどころか友達としても離れていくことになるでしょうね。
そして残るのは厨二病という星が爆発で粉々になった残骸。それがまた集まり新たな厨二病の星が生まれるでしょう。
シュレディンガーの猫
物理学的実在の量子力学的記述が不完全であると説明するために用いた、猫を使った思考実験です。(wiki)
もしも単位を落としそうな時に、数少ない友達からそれをいじられたらこう言い返しましょう
「俺の単位はシュレディンガーの猫なんだ、そう、ただ揺らいでいるだけなんだ」
こういうと少しかっこよく見えるかもしれません。しかし、同時に友達との関係も揺らいでしまうかもしれませんね。
ロッシュ限界
ロッシュ限界とは、惑星や衛星が破壊されずにその主星に近づける限界の距離のことです。その内側では主星の潮汐力によって惑星や衛星は破壊されてしまいます。
もしもあなたが苦手な人が近づいてきたらこう言ってあげましょう
「それ以上近づくとロッシュ限界の内側になってしまうぞ、俺の潮汐力でお前が爆発してしまう、お前のためだこれ以上近づかない方がいい」
その人はもちろん近づかないでしょうが、親しい友達まで近づかなくなるでしょうね。
これらが高専生が選ぶ厨二心を掴む単語たちです
日常生活でも使いやすいものばかりを選んだのでぜひ使ってみてください。