「 わたしは、何者で、どこから来て、どこへ行くべきか 」


すべては、自分自身を知るために始まった旅だった。



何年ぶりだろう。大人になってから初めて、生まれ故郷の地に降り立った。

バルセロナは観光以上の感動を与えなかったが、マドリッドは私の血に訴えるものがあった。

空気が違う。
空気が合う。

ここは、かつて私がいた場所だ。
魂がそれを知っていて、受け取った。


" calle del Capitan HAYA "

私の名前の由来となった、通りの名。


おそらくフランコ政権後から現在に至るまで時間が止まったままであろう。
ここは何一つ変わらない。
建物も、人も、空気も。


大きくもなく、小さくもない。
寂れている。
ここに何もないことは知っていた。
私の名にふさわしい通りだ。
それを確認するためにここに来たのだ。



私が存在したこと、そして、存在していることが、ようやくわかった。
ここから始まり、これから始まる。




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