スレ違う人の中
みんな目的があって

僕は流れと反対に歩く

妨げになる

虚ろになる存在

不必要なアドレス
忘れられた端末の先


ヘッドライトの光で雨に気づいて


すっかり濡れて重くなった服
胸の痛みと反比例はしない


決まりない明日に

定まらない昨日に


置き去りのイメージと
なおざりなステージ

いつか雨が止んだら

その時は覚えているだろうか?

記憶に残るには
色のついた雨を降らす

いつか雨に濡れてた
髪が乾いて風に靡く