長生き…だったのだと話しました。

 

 

☆いつかの夕暮れ2019@東京某区☆

 

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9年間、私たちと一緒に過ごしてくれた

 

 

たいせつな、家族でした。

 

 

 

今は中学生となった娘が

4歳のとき

夏休み前の行事

金魚すくいで、園からもらってきた

金魚でした

 

 

 

先日の

私の誕生日の晩に

天寿をまっとうしました

 

 

 

たぶん、…天寿です

 

 

 

 

最初に異変に気が付いたのは

いつも黙って「生き物係」を担当していた

 

高二氏@第一子長男。でした

 

 

彼が

「…ちょっと来て」

 

「ちょっとあれ(水槽)…みて」

 

 

というので、

みてみたのですが

 

 

私はすぐには気が付かなかった

 

 

言われてみると

元気がない

 

 

よく気が付いたね、と息子にいうと

 

彼は

「いつもみたいに餌に食いついて来なかったから」と

 

 

そうなのです…

 

 

自力で食べられなくなったら…もう

 

 

 

それで

 

どうしていいのかわからない私は

 

 

ただ、水槽の水を取り替える事しか

出来ませんでした

 

それから、きれいな水に

あたらしい餌を入れて…

 

 

かすかにエラ呼吸の動きは見えましたが

 

 

それでも、

もうそれをくちに入れることは

 

ありませんでした

 

 

そのまま

動かなくなりました

 

 

 

 

いつも、通院で家を空けるとき

「いってきます」

 

帰宅したら

「ただいま」と

 

あのこに向かって話しかけていたんです

 

 

 

これから私は

誰に声掛けすればいいんだろう

 

 

 

夫に話しかけるともなくそう話しかけても

いつものように反応はないので

 

 

 

いいよ、これからは

 

「じぶん」に話しかけるから

 

 

 

そう自己完結すると

 

 

「いいね~!」

 

と、

 

…楽しそう?でした

 

 

 

さいごのお別れは

 

娘にことわりをいれてから

私がひとりで行いました

 

 

お香をたきました

 

 

 

いつも当たり前のように聞こえていた

酸素ポンプの水音が

 

 

もう、聞こえない

 

 

寂しいです

 

 

でも、

 

夫の言うように

「またあたらしい金魚」

 

 

飼う?

 

そんな気持ちにはなれません

 

 

 

じゅうぶんです

 

 

 

9歳3か月

 

 

 

一緒に居てくれて

ありがとう


 

 

 

また、どこかで会おうね

 

 

 

 

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