アレクサンドル・クニャーゼフ
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ニコライ・ルガンスキー
デュオ・リサイタル…の記録
後半です
☆この日のプログラムです☆
③ラフマニノフ
休憩後は、ラフマニノフ
1曲きり、です
泣いても笑っても、この曲で最後…( ;∀;)
心して聴く!
マエストロ・アレクサンドルのラフマニノフは
昨年のラ・フォル・ジュルネ東京2018@有楽町国際フォーラム
ボリス・ベレゾフスキーとのコンビ以来の生演奏です
今回はまた違うペアでのラフマニノフ…
ルガンスキーとの音の世界はどんなものなのか…
音源では散々聞いていますが
やはり生演奏は違います
その辺りをとても楽しみに期待していました
ベレゾフスキーとの熱く熟成された
濃厚なラフマニノフも好きですが
ルガンスキーのピアノが織りなす世界は
やはり上品で瑞々しい…
その中に隠された情熱がメリハリを持って
にじみ出るさまは…まるで
芭蕉俳句の「さび」世界…か?←我ながら意味不明。
この日は
会場に入った時から
「終演後のサイン会」のアナウンスを聞いていたので
時間的にも無理かな、と
アンコールは期待しないでおこうと思っていました
あっても1曲くらいかな…とか
(2016年7月のロマノフスキーは終演後にサイン会もありつつ
アンコール5曲?とか…あったのですが。
なぜかこの日はアンコールは「ない」ものと思い込んでいた…)
それで、おふたりが
いえ、ルガンスキーが
譜面を持って再び登場したのを見て
心の中でキャー(≧∇≦)(笑)と卒倒するかと思うくらい
ビックリして嬉しかったのですが…
アンコールのタイトルをマエストロの口から聞いても
マエストロ、モゴモゴ言っていて
最初の「ヨハ…」しか聞き取れず
???
ヨハ?
ヨハン・セバスティアン・バッハ?だとしたら
いくら何でも聞き取れるだろうし…?
???と
まったく何を弾いて下さるのか
予想もしなかったのです…
察しの良い皆さまはもうお判りでしょう…
そうです
そうなのです…
「その作曲家の曲」が聞こえてきた時…
私の胸は感動で震えました…
それは、
「いつか生演奏を聞きたい」と願ってきた
“マエストロのブラームス”
でした…
お付き合いいただきありがとうございます