今日で70歳、古希を迎えました。
そして今日からオフィシャルブログスタートとは!
係の人が気を遣ってくれたのかな
人は誰でも歳を取るが、どの年代で何を感じるかは
人それぞれだ。
今振り返ると、私は30歳を迎えた時が
一番ショックだった。
30歳という響きがまさしく爺になったという感覚だった。
その次は50歳だ。
若い頃先輩の俳優たちに「速水ちゃん、俳優50になると変わるよ
台詞がね・・・入らなくなるんだよ、その他にも50歳を超えると
色々あるよ~~」と聞いていたからだ。
へぇ~~そんなものなのかな・・・と当時は思っていたが
知らず知らず、ボデーブローのように効いていたようで
50歳という響きがとても嫌だった。
そんな時だったTVで観たのか記憶は曖昧だが
矢沢の永ちゃんが、ライブの後のインタビューに答えている映像を見た。
私は永ちゃんのファンで(詳しくは戦国自衛隊の話の中で書いている)
生まれた年も昭和24年(1949年)団塊の世代ど真ん中だ。
永ちゃんはそのインタビューでこんな事を言っていた。
永ちゃん「イヤー、50代ってのは良いね~~このカスカス感が
堪らないね!ライブ終わってシャワー浴びたらもうグタグタよ
若い頃はサァこれから飲みに行くぞ!!!って元気一杯だったけど
50というのは、ライブですべて出し切って、もう抜け殻よ
このカスカス感が堪らないね~~」と本当に気持ちよさそうに言っていた。
う~~ん・・・教えられた。
私もかなりポジティブだが、「カスカス感が堪らない」とは
矢沢氏には教えられることが多い。
彼も古希を迎えたが、何といっていたのか、まだ聞いていない。
しかし間違いなく、ポジティブな事を言っているのだろうと確信する。
人生ポジティブに生きることと、人に喜ばれることをするのが
一番楽しい。
古希を迎え一生走り続けようと誓う私でした