> byc*oさん
速水です。
今から五十数年前、私が小学生の頃です。
同級生で一人、一年上で一人、新聞配達をしている
男の子がいました。
小学校3,4年生ぐらいだったと思います。

私の町は小さい町だったので、新聞配達員も多くは要らなかった
のだと思いますが、我々の頃、家庭が貧乏でも、小学生や中高生の
アルバイトは無く、唯一、家計の手助けになるのが
新聞配達と牛乳配達でした。

私は新聞配達をしている同級生が羨ましく、祖母に僕もやりたい
とお願いしたことを思い出します。

私たちの時代は、殆どの家庭が貧乏で、新聞を取りたくても
そんな贅沢は許されない時代でした。

私の家も貧乏で、私は小学生の頃から新聞が読みたくてしょうがない少年でした。
だから、新聞配達をすれば、新聞が貰えると思ったのです。
でも私の願いは却下されました。

私の新聞情報源は、その頃映画館でした。
映画と映画の間に5分ほど、読売新聞ニュースとか毎日新聞ニュース
とかが流れ、私は世の中の情報を貪るように見ていたものです。
あの頃の新聞ニュースには、私たちが切望する、夢と希望が
あったように思います。

byc*oさん、どうか勘違いしないでほしい。
日々、雨の日も雪の日も欠かさず新聞を配達している営業所の人と、新聞を作っている側は、全く別物と考えています。

新聞社の堕落が、あまりにも酷いと思っているのです。
ただ、全ての新聞社がそうではありません、希望はあります。

私は因みに産経新聞を購読しております。
まともな新聞社もあるのです。
                                速水