てつくん・・・了解だ
 
バビルくんの云う学生闘争は東大安田講堂に象徴される、70年前後の闘争の事だな。
あの紛争は元々、学費値上げ反対から始まった闘争だ。
それに安保反対、その他もろもろの左翼が相乗りした。
それゆえに一般の国民から見ると、何を目標に戦っているのか
さっぱり分からない闘争だった。
 
其れに引き換え60年安保闘争は凄かった。
アメリカ大統領、アイゼンハワーは、その反米運動の激しさから訪日をあきらめ
時の首相岸信介は、警察、自衛隊だけではアイゼンハワーを守れないと
右翼の児玉誉士夫を担ぎ出し、関東のやくざを終結させ、デモ隊との対決に備えた。
 
岸信介とその弟佐藤栄作(後の総理大臣)は、自決を覚悟に安保条約締結に臨んだ。
デモ隊も政府も、ギリギリの戦いをした。
私は小学校4,5年生だったが、あの当時のことは強烈に覚えている。
小学生の私でもそうだったのだから大人は推して知るべし、固唾をのんで成り行きを
見守っていたのだ。
 
あの頃の政治家はたとえ国民に反対されようと、国の為、国民の為、命を捨てるという
覚悟があったと思う。
なぜかといえば、岸信介はA級戦犯だ。
アメリカの占領が終わって約十年。二度と日本国民をあんな惨めな、悲惨な戦争を味あわせてはならない。
といった、強い贖罪意識が、あの当時の政治家にはあったのだと思う。
結果的にあの時の岸信介の判断は正しかった。
それが数十年後に評価されるのだ。
 
それに比べると今の政治家は・・・・・・目先のことだけ・・・・・・
北朝鮮や中国からミサイルが打ち込まれたら、一番先に逃げ出すか謝るのが、カンカンカン・・・か?
情けない・・・・・・
 
TPP・・・!
私は絶対反対だ
アメリカの言いなりのカン政権・・・・・・早く終われ・・・・・・
 
                                                               つづく