いちぞうくんのこのコメント・・・>17日の産経新聞に木更津の『中華門』書いてありました。
チャンネル桜でもこのこと取り上げていました。
 
・・・この中華門のことは知らなかった!
中国系の企業に買収されたホテルというのは想像がつく(木更津温泉ホテルかな?)
津川雅彦さんのブログは覗いてみたことはないので分からないが、見てみよう。
桜チャンネルは以前からよく観ている。このようなメディアが出来るのは良い事だ。
 
ここで千葉県の木更津という土地について少し解説しておく。
たぶん千葉県以外の人は、ドラマ(木更津キャッアイ・他)やアクアラインのことで少しは知っていると思うが
木更津という土地は千葉県のなかでも一種異なった文化をもっている土地柄なのだ。
 
私の高校の校長は朝礼の度にこんなことを全校生徒の前で言っていた
校長  「日本の真ん中は千葉県。千葉県の真ん中は木更津。木更津の真ん中は大田山
     その頂上立つのが○○高校だ。その日本の中心に学ぶ君たちは・・・・・・」これを我田引水という・・・
 
その後長々と訓示を垂れるのだが、全く記憶にない・・・この高校のバカ学生は誰も聞いていないし・・・私も、確かに喧嘩はうちが一番だ、そんことより早く終われ! ニコチンが切れた!・・・などと思っていた。
 
木更津はJR内房線、千葉市から館山の間で一番発展し賑わっていた街で、東京湾を目の前に持ち
江戸時代には海上交通の便利さから江戸文化が直で入ってきて、田舎には珍しく洒落た文化を創っていた。
 
私が中高生の頃、遊ぶといえば木更津だった。
映画館は五館ほど在っただろうか、デパートとか喫茶店とかそんものが存在するのは千葉市以南では
木更津しかなかったのだ。
外房の御宿とか九十九里などいうのは、およそ流行から外れたど田舎、わたしたちからすれば
ヨーロッパとアフリカほどの差があると思っていた・・・(外房のみなさん・・・ごめんなさい)ちなみに
地井武男さんとかコント赤信号の渡辺正行さんなどは、外房のど田舎の出身だ・・・ごめん~~
 
木更津の中心は木更津駅を基点に港に向かっての数百メートルにすべての施設が凝縮したような
集中型の繁華街だ。
何故かといえば駅の反対側は田んぼと山で発展の仕様がないのだ。(現在は沼や田んぼが埋め立てされお店等がかなり出来てきている)
 
木更津の名物といえば、證誠寺の狸伝説・・・童謡に出てくる狸・・・それに駅のすぐ近くのお寺に「斬られ与三郎」の墓・・・・・これは昭和の名歌手、春日八郎さんの「お富さん」に出てくる。
 
これを観てください・・・
 
【与話情浮名横櫛】
「いやさーお富、おぬしア俺を見忘れたか」の
セリフで有名な歌舞伎狂言の話ですね。
話は簡単に説明いたしますと下記の通りです。
【与三郎】
小間物屋伊豆屋の若旦那与三郎は、潮干狩りに出た木更津の海岸で
ヤクザの親分の赤間源左衛門の妾お富と出会います。
赤間別荘で親分の目を盗んで密会しますが、
見つかったために、全身に34 ヵ所の刀傷を受け、
簀巻きにして海へ放り込まれます。
お富も与三郎は殺された」と聞き、海へ飛びこみます。
【再会】
3年後に流れ者になった与三郎は、相棒の蝙蝠安と強請 に入った源氏店、
玄冶店の妾宅で,死んだはずのお富に会います。
ここが互いに死んだと思っていた二人は、再会に驚きます。
有名なセリフの場所ですね。
主人多左衛門から金をもらって与三郎は去りますが、
のちに多左衛門がお富の兄であることを知ります。
そして二人は夫婦になりますが、過去の悪事が露見し、
与三郎は島流しになります。
観音久次の力で与三郎の体中の傷が消え、三度お富と巡りあいます。
こういうストリーです。
 
 
え~~~長くなりました・・・つづきは次回に・・・・・・・