安部譲二が著書のなかでこんなことを言っていた・・・・・・
うん、安部譲二・・・知ってる??
 
安部譲二、十四歳で渋谷安藤組の準構成員みたいなことになり
その後、正式に安藤組組員に・・・前科十六犯、あの進学校の麻布中学に入り同級生には
元首相の橋本龍太郎が居る
龍太郎は頭が悪かったと言うだけに本人は、悪知恵が働き、非常にユニークだ。
 
祖父は東大、夏目漱石などと同期、譲二は素行が悪く、麻布高校には進めず慶応高校へ
しかし当然のごとく、退学させられる。
 
今は七十歳を越しただろうか、十六犯目の懲役を終え、五十の声を聞き
やくざに限界を感じ、「塀の中の懲りない面々」で作家デビューをし著書が大ヒットする。
 
で、譲二が何を云っていたかというと癖の話だ。
譲二は博打うちだ、数ある博打の中でも「手本引き」が最高だと本人がいっている。
 
手本引きというのは、一から六までの絵札を胴元(親)が張り方(子)に分からないように
一枚だけ選び、その数を張り方が当てる賭博だ。
譲二氏がオリンピックの競技にしたいというほど面白い博打だそうだ。
残念ながら私は経験したことがないが、映画ではよく見る。
 
それで博打うちというのは、親、つまり胴をとるので、ここ一番、大金の掛かった勝負などになると
いくら隠そうとしても、生理反応が出てしまう。「関東のばくち打ち、安部譲二は、大一番の時、右の眉毛が動く・・・とか左の額の血管がピクッと動く」などと、秘密の控帳をプロの博打うちは持っているんだそうだ。
 
つまり、状況に興奮しているのを見透かされるようでは、本物の博打うちにはなれないということだ。
 
去年、政権が交代した時だっただろうか、私は何かが変わると興奮をしていたのだが
yamatoくんだったと記憶しているが、「変わらないんじゃないですか」とコメントしていた。
 
まさにyamatoくんの云う通りになってしまった・・・・・・
イヤ、もっと酷い状況かもしれない。
 
管首相も仙石も、国の重大な決断を強いられたり、その判断を非難、糾弾されると、                 目は泳いでるは、腰は引けてるは、肝は据わってないは
オタオタ、ヨロヨロ・・・・・・目を覆うばかりだ・・・(-_-;)
 
大一番にポーカーフェースも出来ない政治家・・・この国はどこへ行くのだろう・・・・・・・
 
                                                               つづく