sugisan627 さんの、「桜田門外の変」についての問いだが
映画にしろ書物にしろ、過去の歴史に視を向けるというのはとても良い事だと思います。
 
明治維新にしろ、日清日露の戦争、それにたかだか七十年ほど前の大東亜戦争
四百数十年前の戦国時代。
これは勝った方も負けた方も、どちらもが正義の戦いと信じて、命を懸けてきました。
 
彦根藩の井伊家はもともと徳川家康に皇室を守れと、近江に領地を授かった。
井伊直弼にしてみれば、開国が日本の為と信じて条約を結んだのであり
水戸藩の浪士にしてみれば、その行為が国を亡ぼすと固く信じたのだろう。
 
私はここに人間の闘争のすべてがあると思っている。
中国国民は尖閣諸島は自国の領地だと思っており、日本人は何を馬鹿な事を、尖閣は日本の領土だと思っている。
これは核の無い時代だったら戦争に発展する。
 
では、今日本人は、日本国家は、どのように対応したらよいかということだが
これは簡単だ。
戦う術を身につけておくことだ。
人間というのは相手が戦う意志、武力を用意しているからそこで、話し合い、交渉という選択肢が出てくる。
 
それは歴史が証明している。
戦いに臨む方は、すべて聖戦、正義の戦いと思って戦うのだ。
 
それで、「桜田門外の変」を観るかという質問だが、私は多分、観ないだろう。
それは何故かといえば、監督の佐藤純弥を全く信用していないからだ。
 
古くは「人間の証明」「敦煌」 最近では「男たちの大和」・・・・・・
詳しく書くと、相当酷いことを書いてしまうので批判は止めるが、東映には橋本一という優れた監督が
居るじゃないか・・・・・・何故、佐藤氏撮らせるのか全く理解不能・・・・・・東大の人脈かもしれない・・・(-_-;)
 
でも、あくまでもこれは私の意見だ。
別の見方だって沢山あるはずだ、sugisan627 さんの感動を貶めているわけでは決して無い。
主役の大沢くんはとても面白い味をもった俳優だ。
 
もし、何かの機会にこの作品を観ることがあったら、それはまた、感想を書こうと思います。
 
                                                              つづく
 
追伸・・・・・・
世界の大国といえば、それはもちろん、アメリカ、ロシア、そして中国だ。
日本はこいつらと全部戦争をし、勝敗は二勝一敗だ。
「日本民族をなめんじゃねぇぞ!!」・・・と、私は云っておきたい・・・(^^♪