う~~ん・・・・・・そろそろインキンネタも飽きてきたな・・・・・・
尻の穴付近は本当に痛かった・・・・・・それに尻の穴は自分では見えない。
感覚だけを頼りにヨーチンを塗るのだが、どうしても筆先が誤ってお尻の穴に行ってしまう・・・(>_<)
これから私の真似をして、お尻の穴付近を塗る時は、だれか他の人にやってもらった方が無難だ。
やってくれる人が居ればの話だが・・・・・・・(~_~;)
 
三十分格闘し、治療は終わった・・・・・・さすがにヨーチンだ、痒みは全く無い。
しかし、こんがりとこげ茶色に焼けた部分は痺れている。
 
そして翌日・・・朝起きて、歩き出したら痛くて歩けないのだ~~~\(◎o◎)/!
昨日ヨーチンを塗った部分が炎症をおこしているらしく、股が擦れると激痛が生じる・・・(~_~;)
 
う~~ん・・・どうやって学校まで行こう・・・・・・普通に歩けない・・・・・・
で、私は考えた。
普通に歩かなければよいのだと・・・・・・
 
そして私は極端ながに股で、股と股、玉金がこすれないように、普段の倍の時間をかけて
慎重に歩いた・・・・・・みっともないたらありゃしない・・・・・みんなが不信な顔で私を見詰める。
うんこを漏らしたような姿に映ったようだ・・・・・・・
 
そしてその歩き方で三日が過ぎた・・・・・・
すると三日目、乾燥した幹部の皮膚が、瘡蓋を剥がす様に綺麗に私の股から落ちてゆき
完全治癒してしまった・・・・\(◎o◎)/!
こげ茶の皮膚は残ったが、あの痒みからは完全開放されたのだ。
それからインキンには一度も感染していない・・・・・・・恐るべしヨーチン・・・・・・(^_-)-☆
 
で・・・話がプールサイドに戻ると、同期の女どもが「エエッ! 陰金ってなーに? それうつるのやだ~~!」
などと騒いで、私のそばから去っていった・・・・・・別にこいつらに性欲はわかないのだから、どうでもいいのだが・・・・・・ちょっとむかつく・・・・・・・
 
それで、私はプールサイドに目を移した・・・すると同期の別府くんという男が、飛び込みの練習をしている。
この男は真面目が洋服を着ているような奴で、おまけに一人コツコツと、他の仲間と冗談を言い合うなどということは、一度も見た事の無い男で、「おまえは役場にでも就職した方がいいんじゃないか」と思える奴だ。
 
こいつがよくニューフェースの試験に受かったものだ思ったら、紹介者はあの「市川雷蔵」さんだった\(◎o◎)/!・・・・・・別府くんは大映に来る前は、確か出羽の海部屋だったか? 記憶は定かではないが
相撲部屋に居たのだ・・・・・・体格は私と変わらないので、相撲は無理だったのだろう、次に俳優の道を選んだのだった。
 
ちなみに同期でコネの無かったのは私を含めて数人で、殆どがコネ有りだ。
数ヵ月後にそれが分かり、私は可也驚いた・・・・・・中野良子は撮影所の所長のコネだったそうで
小林という男は、大映の名キャメラマン、中川氏の甥っ子だった。
 
まぁしかし、世の中とはそういうもので、表と裏が必ずある。
 
で、その別府くんだが、何回飛び込んでも腹から水面に落ちる・・・・・・
運動神経のいいやつではなかったが、「この馬鹿は、なんで頭から飛び込めないのか」私は見ているうちに
イラ付いてきた・・・・・・・
 
                                                               つづく