舞弥さんの怒り・・・

>日本じゃ責任を問えないので事件にする事すらできない対象に殴られた経験がある私にしてみれば、加害者ばかりに目を向けないで被害者のケアにももっと力を入れてあげて欲しいです

>謝罪も無い。
それどころか図書室という場所に居るのが悪いといわんばかりに責められた怒りと恨みは、時間の経過と共に流せるものではありません。

舞弥さんのコメントは内緒モードが多いので、みんなには分からないと思うが、今回のコメント、
これだけでは何の事か分かりません。
もう少し詳しく教えてください。

八つ墓村の監督、野村芳太郎さんは、山田洋次さんと並ぶ松竹のエース監督、山田さんは野村さんの
門下生だ。
この数年前、松本清張の「砂の器」を映画化し、観客ばかりか原作者の松本清張をして
「映画は私の原作を超えた」と言わしめたほどの傑作を作った。

両作品とも脚本は私の尊敬する、橋本忍氏だ。

橋本作品の素晴らしいところは、両原作には無い「情念」の世界を、日本人の琴線を揺さぶるように
作品の中心に据えているところで、外国の映画には(特にホラー系)無い。
これが日本映画を面白くしている。
「エクソシスト」や「羊たちの沈黙」といった傑作にもこの「情念」、愛の世界は描かれていない。

                                         つづく