nis*ie*k2くんの

誰だって悲惨な事件なんて起きて欲しくないと思っています。

でもどうしたらこうした事件を防げるか?と考えると、私は途方に暮れるしかありません。
たぶん人が生きている限り、こういった事件は永遠に起き続ける気がします。

確かに原因はあると思いますが、防止するとか、なくすとか、
解決策を探そうとすると非常に難しいです。
簡単に結論が出せません。

『でも、このブログやお芝居などがきっかけになって
皆がいろいろ考えたり、話し合ったりする機会ができるというのは、
とても有意義なことだと思います。』

私・・・このレスは、意識的に問題提起をしている私にとって、とてもうれしい感想です(^_-)-☆


映画、音楽、書物、こういったものは、ある時、自分が意識していなかったような潜在意識の中の
迷い、暗部、希望、夢、などをあぶり出してくれます。
そして、人生にとても大事な何かを暗示したり、気付かせてくれます。

「裸の19歳」も、私に何かを気付かせてくれたのです。
こんな人生を送っては駄目だぞと・・・・・・

私は映画からも書物からも、人からも多くのことを学ばせてもらいました。
気付かされることによって、未然に防げた事象も私には沢山ありました。

いいかっこしいではないけれど、わたしの中にも助けてもらった映画、書物、人に、お返しを
してから人生を終えたいという思いが少なからず有ります。

このブログがそんなみんなのブログに育っていけば、大変うれしいのですが・・・(^^♪


通りすがりくんの、津山事件

1976年に横溝正史原作の犬神家の一族が映画化された。
わたしはそれまで横溝正史の本は一冊も読んだことが無かった。
しかし映画の圧倒的な面白さに釣られて、横溝の本を買い込む、そして二冊目に読んだのが
「八つ墓村」だ。

その導入部の村人32人の虐殺は、読んでいる私に、なんとリアルな表現だろう、これは小説の上の
物語では無く、事実なのではないかと錯覚をさせられたが・・・やがて読み進むうちに、ああ、やっぱり
これは事実ではなく、創作なのかと思い、それにしても横溝正史の筆は凄いと思った。
しかし、またまたあとがきを見て、やっぱり32人殺しは事実だったと知り、愕然としたことを
思い出す、つまり私は、津山事件を知らなかった訳だ(~_~;)

そして翌年、松竹で「八つ墓村」の映画化が決まり、私は主人公達也の役がどうしてもやりたくて
事務所の社長にどうしても取ってくれと、プレッシャーを掛けた。

その役は私には来なくて、ショウケンのものとなったが、私が予想したとおり、映画は大変素晴らしい出来で、出演出来なかった事を、暫くは悔やんだ・・・(-_-;)

通りがかりくんに指摘され、津山事件を詳しく読んでみた・・・私は勘違いをしていた、32人殺しは
狂人の仕業と思っていたがそうではなかった・・・遺書を読む限り全く正常で、狂人の範疇には入らない
人間だった。

秋葉原の殺人犯となんと酷似していることか・・・しかしあの夜這いは何だ\(◎o◎)/!
みんなも一度読んでみてください。

通りがかりくん、ハンドルネームは斜にかまえないで、正面向いて付けろ(^_-)-☆

                                         つづく