誰かが立候補してくれなければ、頼むつもりでいたんだよ、良かった(^_-)-☆

出演部分は最期の5話だ。これからゆっくり書くが本当は10話出る予定だった。
それが5話になってしまった、普通は有りえないこと、それも大事な最期のエピソード。

「お鏡」おかがみと読む人は居ないと思うが、「おきょう」だ。
原作もあって、「深川・・・・・?」読んだので探せば見つかると思うが大変(@_@;)
たしか私の役は原作には無かったと記憶している。


昨日の続き・・・とりあえずすったもんだしたが、出演することになり、2週分10話が送られてきた。
私の役は刑事だ。主役の大空真弓さんの主人、竜崎勝さんを誤認逮捕してしまう。

それで、インする前に監督と顔合わせをしてくれと、東京映画のPから連絡があった。
私と事務所の社長は、砧の東宝撮影所の喫茶店で監督と会った。

Pも監督も私は初対面、Pは50歳を過ぎている監督も50過ぎだ、もう一人40歳ぐらいの監督も居る昼ドラは二人の監督で交互に撮って行く。

Pは私に色々説明するのだが、決して私の顔を見ようとしない。言葉は丁寧だが腹の中はムカついているのだろう。

監督といえば挨拶しても私の顔を見ようとはせず、そっぽを向いている。露骨に不快感を顔に表している・・・・・・私もだんだん頭にきた、私も生意気盛りの32,3歳、こんな仕事今から断ってもいいんだぞ、そう思っていた。

監督が、始めて口を開いた

監督 「俺は二枚目大嫌いなんだよ」・・・こんな事をぬかした。私は頭に来て

私  「この台本、つまんねぇだよ、もうちょっとなんとかならないの!」・・・云ってしまった(-_-;)

そうしたらこの監督、私の顔を見て、ニヤッと笑った。

これが私と、高橋繁雄さんとの出会いだ。

                                       つづく