midgard くん、なんで1があんなところで終わるのか、2の始まりがとんでもない!
終わりに至っては、私の知らないとんでもない付けたしが(@_@;)

そのいきさつは、いずれ分かってくる、エェェェェェ!そんなことが\(◎o◎)/!
ご期待に添える豊富なネタが次々と出てくるでしょう。乞うご期待をヽ(^o^)丿

そんなわけで、飛行機に乗ったのだが、我々一行は、5人だけだ、監督以下撮影隊は
先乗りしているらしく、俳優陣は私と久美子ちゃん、それにもう一人の女優さんR、
それにメイクのおばさんと、東映から派遣されたらしい、何でも屋みたいな若い男、S君

スペインの写真、真ん中で写っている顔の大きいのがそうだ。
実はS君は狂がつくほどのXライダーファンで、スペインでの写真は殆どS君が撮った。

飛行機の座席はイタリアの時より少し広めだ、これならなんとか我慢できそうか
飛行機はロシア領に入った。
始めて見るロシアだ!眼下は一面の雪景色だ。雪以外何も見えない。

五味川純平の「人間の条件」の一場面が浮かんでくる。
映画でも見たが、それより小説が圧巻だ。

終戦直前、条約を破り満州に攻め込んできたソ連軍。
その結果、60万とも100万ともいわれる日本人が、ソ連軍の捕虜としてシベリア送りになる。
零下20度の極寒の地で、強制労働を科せられた日本人は寒さと飢えのためバタバタと死んでいく

故郷に帰ることを夢見、極寒の地で悔死した数は、6万とも35万とも言われている。

私はこの本を読むまで、抑留された日本人のことを詳しく知らなかった。
大変な衝撃を受けたことを覚えている。

今、ロシア上空をまさしく、そのシベリア、ハバロフスクの上空を飛んでいる。
とこから、どこまで、目に入るところは全部雪だ。
これでは、脱走してもすぐに凍え死んでしまう、兵士の無念さが胸に沁みる。

私は眼下を見るのを止め、眠りに付いた。

食事で起こされるまで、4,5時間も寝ただろうか、なにげなく眼下の風景を見た、
なんと(@_@;)窓の下は5時間前と全く同じ、一面雪の景色が広がって、雪しか見えない!

ロシアというのは、なんと広大な国だ!雪のクソ田舎が延々とつづく、
ますますロシアが嫌いになった(-_-;)

                                      つづく