なんかさ~私、全然仕事していないみたいだよね~
これ、記憶を頼りに書いているんだけど、仕事の記憶が飛んでいるんだよね(~_~;)

しなかった訳じゃないんだよ、したんだけど、明確に覚えているのは
本物のインターポールの事務所で撮影したこと、ラストシーンのブローニューの森かな
でもこのシーンは話せない、見ていない人に結末を教えることになっちゃうから!

パリ二日目も朝と夜のことはハッキリ覚えてるんだ、途中の仕事・・・全然覚えていない

朝は強烈だった、朝食にレストランへ行くと、パンと卵しかない・・・?
それにあの濃いコーヒーと温かい牛乳だ?

おかずは?・・・でも外人は何事も無いように食べている。
ちょっとまってよ、パンと卵って・・・それはないだろう・・・

我が撮影隊も、フランスの朝食ってこんなの・・・と云いながらも食べないと仕事にならない。

山積みになった2,3種類のパンを取り、食べようとするのだが、かたくて食えない(@_@;)
なんだ、このパン・・・他のパンを食べてみる・・・ゴムのようだ!

まずい\(◎o◎)/!おれたちはネズミか・・・
それにくらべ、我が日本のパンはなんと美味しいことか・・・
改めて日本のパン屋さんの優秀さを再認識する・・・

卵はスクランブルエッグ・・・味もそっけもない、コーヒーは・・・飲めば胃が痛くなる・・・
あきらめてレストランを出ようとすると、外人がコーヒーと温かい牛乳を同時に
コーヒーカップに注いでいるのが見えた・・・うん?温かいコーヒー牛乳か・・・

私も試してみた・・・なんとこれが美味い・・・濃いコーヒーもこれなら飲める。
みなさんが当たり前のようにカフェオレとよんでいる飲み物がこれだ。

30年前の日本にカフェオレは無かった・・・フランスパンも・・・本物はかたい!

イタリア料理であれだけ感激したんだ、世界のフランス料理は・・・朝食の貧弱さから類推すると
期待は出来ないな~~

夕食はバスで何処かへ行くらしい・・・う~ん、期待するのは止めよう
バスは薄暗いセーヌ川の畔で止った・・・どこへ行くんだろう?

周囲にレストランらしき建物は無い・・・添乗員の後をぞろぞろついて行くと
セーヌ川にきったない木造船が係留されている
添乗員はその船に乗り込めという・・・?

なにが始まるのかと思ったら、その木造船はレストランになっていた\(◎o◎)/!

今でこそセーヌ川のレストランクルーズは有名だが、あの頃は誰も知らない。

撮影隊は、わさわさとしてきた・・・面白いことが起こりそうな予感だ!

木造船は我々の期待を乗せてスルスルとセーヌ川を走り始めた・・・(^^♪

                                       つづく